2025年08月01日 04時59分

《行政 》

第6代曽於市長の就任お出迎え~竹田市政スタート

 竹田正博第6代曽於市長の就任お出迎えと就任式が、令和7年7月31日、曽於市役所本庁旧正面玄関前であり、多くの市民や市職員が見守る中で、竹田市長が庁舎前で花束を受け、新任のあいさつを行った。

 また、市職員らを前に就任式があり、竹田市政がスタートした。

 この日は、庁舎前に市民や職員がお出迎えし待つ中で竹田新市長が訪れると大きな拍手が沸き起こり、市民が周りに集まり騎馬戦型肩車で新市長を庁舎近くまで担ぎ運んだ。

 庁舎前で花束が贈呈され、竹田市長が「身の引き締まる思いです。合併して20年、第6代市長として4年間、職員の皆様とともに決意を新たにもっとこの曽於市を発展させていきたい。市民の皆さんの叱咤激励もお願いしたい」などあいさつし、庁舎入りを行った。

 就任式も行われ職員を前に「一昨年4月から財部、末吉、大隅と回り様々な意見をお聞きしてきた。これらを一挙に解決できるわけではないが、公僕として皆さんといっしょになって取り組んでいきたい。
 また議会とともに職員といっしょになり市民が笑顔になる市政に取り組んでいきたい」など話した。

 また、市長室での就任取材では、人口減少社会の中で、子供たちが帰ってきたくなる街づくりを掲げてきたことに対して「まずは歳入の確保、ふるさと納税にさらに取り組み、今年度分の執行できる予算を検証し、優先的に行うことを掲げながらやっていきたい」。

 議会対応については「議会は議会の立場があり対立構図とかでなく、是々非々で理解いただけるよう納得できる形で進めていきたい。それが市民の方々の理解にも繋がっていく」。

 職員や組織に関しては「行革の進捗状況を見ながら、30代、40代の中堅職員の発想、こういうことをしたいという提案を受け止め、課長になると予算とにらめっこしながらだが、予算を考えながらも仕事に対する意欲を高めていくような職場を作っていきたい。

 南九州畜産獣医学拠点事業(SKLV)については、「大隅半島と都城は畜産のまちであり、県獣医師会の会長は曽於市出身でその連携を高め、学生が市民と交流し、市内の小中学生が訪れ交流、将来は獣医師として開業したいという子どもたちが生まれてくれたらいい。
 またスクラブにまず来て楽しんでいただいて、次のルートづくりを行い体験型観光で曽於市で一日遊べる観光の核となるような形にもしていきたい」など語っていた。

最新の記事

合計 2600 件中 1ページ目を表示

カテゴリ最新記事