2024年11月18日 19時55分
《芸術・芸能 》
刀の世界は一つの文化、貴重な刀剣を鑑賞するもの
日本美術刀剣保存協会鹿児島県支部の11月定例鑑賞研修会が鹿屋で開催
日本美術刀剣保存協会鹿児島県支部の11月定例鑑賞研修会が、2024年11月10日、リナシティかのやで開催され、美術刀剣ファンが真剣なまなざしで刀や鎧等に見入っていた。
同研修会は、いつもは鹿児島市の黎明館や南州神社で行われているが、大隅半島にも熱心な愛好者がいるということで、鹿屋市内で今回初めて開催されたもの。
会場には、男性だけでなく女性も訪れ見学、中原信夫講師による刀剣入札鑑定、刀剣鑑賞もあり、中原さんは、「刀の世界は一つの文化であって、鑑賞会では普段見ることのできない他の人の所有している貴重な刀剣を鑑賞するもので、2度と造れない銘の刀を観ることができる本当に優雅な趣味です。
秘密で行われたり、反社会的なことは一切ありません。
観に行きたいけど敷居が高いと思ってらしゃる方も多いでしょうが、決してモノを売りつけたりする団体ではなく、純粋に刀剣、一つの文化を楽しむものです。
支部例会は鹿児島市内を中心に行われていますが、今回、大隅で初めて開催、今後も機会があれば開催していきたい。
刀剣に興味のある方、男性に限らず、女性の方も是非おいでください。」など語っていた。