《政治・行政 》
最も大切にしたいのは信頼と対話 大崎町の中野町長 初登庁
大崎町の中野伸一町長の就任式が、令和7年12月22日行われ、町政に対する基本的な考えや抱負などを語った。
同町では、6期務めた東靖弘町長が勇退。
新人4氏が立候補した16年ぶりの選挙戦を制して、24年ぶりに
新町長が誕生した。
中野氏は元町職員、選挙戦では企画調整課長などの経験を活かし、対話によるまちづくり等を訴え初当選した。
任期は令和7年12月21日から4年間。
この日は、庁舎前に集まった支持者らと握手をしながら、職員からの花束を受け初登庁。
就任式では職員を前に「この度の町長選で、町民の皆さんから託していただいた票の重みを忘れることなく、町政運営に全力で臨む決意であります。
歴代町長や議会、職員の不断の努力により、環境政策をはじめ、多くの分野で全国に誇れる取り組みを積み重ねて参りました。
その歩みをしっかりと受け継ぎながら、時代の変化に応じた新たな挑戦に果敢に取り組んで参りたい。
町政運営に対する基本的な考えは、地方自治体の職員は法に基づき公共の福祉の向上のために全力を尽くす存在。
福祉とは特定の分野に限られるのでなく、全ての人が安心して健康で尊厳をもって生活できる状態を指す。
町民の皆様に対してだけでなく、町政を支える職員一人ひとり、議員の皆様が尊厳を持って役割を果たしていく状態が確保されてこそ、その真に実現されるもの。
これからの町営運営で最も大切にしたいのは、信頼と対話。
町民の声に真摯に声を傾けるとともに、職員の経験を最大限に活かし、議会とは立場の違いを尊重しながら、建設的な議論を重ねてまいります。
職員の皆さまにはどうか遠慮なく意見を出していただき、挑戦する姿勢を全力で支えたい。安心して働き誇りをもって職務に向き合える職場環境をともに作って参りたい。
少子後継、人口減少、地域経済の疲弊、町政を取り巻く課題は決して少なくありませんが、この町には必ず乗り越えていける力があると確信しています。
人の力、対話の力を結集していけば未来は必ず切り拓けます。
町民の暮らしに寄り添い、この町に住んでよかった、これからも住み続けたい、そう実感していただける町政を皆さんとともに築いていくことをお誓い申し上げます。」などと就任のあいさつを語った。
吉原信雄議長からあいさつがあり就任式が終了、中野町政がスタートした。














































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