2025年07月19日 18時59分

《行政 》

㈲まえだが鹿屋市へ自転車用へルメット416個を寄付

 ㈲まえだによる鹿屋市への自転車用へルメット416個の寄付に伴う贈呈式が、令和7年7月16日、鹿屋市役所教育長室で行われた。

写真=中野教育長にヘルメットを手渡す前田数貴氏

 令和5年4月1日に、自転車のヘルメット着用努力義務が適用されており、罰則はないものの自転車事故による死亡者の約6割が頭部に致命傷を負っているという現状がある。

 このことから、市民から自転車を利用する児童の命や安全を守るとともに、保護者がヘルメットを購入する際の負担を軽減するために活用してほしいという趣旨で自転車用へルメットの寄贈があったもの。

写真=目録を持つ前田数郎氏(中央)

 この日は、鹿屋市北田町で1952年から時計や宝石など前田時計店を経営する「有限会社まえだ」の前田数郎代表取締役と、前田数貴Assosiate Directorの二人が訪れ、中野健作教育長に目録を手渡した。

 中野教育長が「416個という数にびっくりしました。子どもたちの安全ということでは厳しい状況、自転車に乗って楽しく遊んだりするときに事故や怪我が毎年起こっている現状があり、こうしたときにヘルメットを多数いただいたことはとてもありがたい。

 子どもたちも自分の身は自分で守るといった気持ちも育ってくるだろうと思うし、まさかの時に備えるというのはとてもありがたい。これを機に子どもたちの健全育成に教育委員会としてもさらに務めていきたい。」とお礼の言葉を述べた。

 前田数郎氏が、「鹿屋の街で、ちょうど息子で3代目になりますが、時計屋をやっております。
 鹿屋市も市政20周年ということで、何か恩返しができないかと鹿屋市へたずねましたところ、子供用のヘルメットが着ける義務があり、また最近、地震とか災害があるので、ヘルメットで子どもたちを守ることができたらちょうどいいのかなということで今回、このような寄付をさせていただきました。」とあいさつ。

 また前田数貴氏は「自転車用ヘルメット着用の義務とか始まっていますので、まずは使っていただいて事故が無いように、また夏休みも始まりますので、その前までに意識付けとして被る癖をつけていただいて、安全を確認していただければと思います。」など話していた。

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