《イベント・行事 》
第10回たるみずYOSAKOI 賑やかに別れを惜しみ幕下ろす
12年前に垂水市で始まった「たるみずYOSAKOI」が、令和7年10月26日、「道の駅たるみずはまびら」の特設会場で開催された。
途中コロナ禍で2年休み、最後の第10回の祭りとなったもので、賑やかに別れを惜しみながら、幕を下ろした。
垂水市のよさこいグループ「YOSAKOI社中桜輝楽」のメンバーは、12年前に垂水市で「よさこい」のイベントを開催、毎年続けてきた。
途中コロナ禍で2年休み、10回目の今年は北海道から鹿児島までの38チームが垂水市に集い、最後の大会を開催。
開催前日の25日は前日祭で、正午に垂水フェリー乗り場に集合。北コースはと南コースに分かれて最初の演舞場に向かった。
北コースの演舞場は「道の駅ゆったり館」、「海潟桜公園」、「老人ホーム華厳園」の3会場。
演舞団体は鹿児島国際大学よさこい部創生児、枕崎舞炎鰹、志學館大学YOSAKOI踊連我流楽、島津詩慶藩、薩摩源氏蛍。
南コースの演舞場は「新城公民館」、「恵泉の泉」 、「宮脇公演」の3会場。
演舞団体は鹿児島国際大学よさこい部創生児、ハイカラ灰てんしょん、踊集団「舞姫組」、夜閃南風、祭屋燈波、かごしま新世界、新城こども園。
北コースは、道の駅ゆったり館駐車場西側の芝生広場で、桜島をバックに、広々とした芝生の上で、勇壮華麗に舞った。
26日は本祭。
「道の駅たるみずはまびら」の特設会場に全国から38チームが集まって開催された。
第一部オープニングは、垂水市の「飛龍太鼓」で勇壮な太鼓の音が錦江湾に響いた。
よさこい最初は日置市の「祭り屋燈波」、大きな旗をなびかせて赤鉢巻に長い羽織をまとい、勇壮に舞った。
引き続き「鹿児島大学よさこいサークル隼人」の学生が、躍動感ある若々しい演舞を披露した。
桜閃~南風~は、鹿児島と北海道の姉妹チームで2年目になる、札幌市から駆け付けた上栗有希菜さん(24)は「当分はこのチームで踊りたい。きょうは最後まで楽しませてもらった」と笑顔で話した。
一部の最後は「水俣YOSAKOI桜舞会」。二部は一部で舞ったメンバーがハローウィンの仮装姿などで再び舞った。
7年ぶりに九州全域の女性による「女子衆」もあった。おそろいの明るい着物姿で、華麗に舞った。
垂水ファイナルの「旗隊」があり、今日参加した旗が勇壮に振られた。会場に溢れたため、複数回に分けてあった。
最後に桜輝楽のメンバー7人がステージに上がると「かわいい…かわいい…」の歓声があがり、感謝の舞を披露した。
メンバーの一人は「いままで演舞すると焼酎祭りと勘違いされたりしたこともありました。今後は初心者マークと老人マークをつけてよさこいは続けたいが、桜輝楽は今日で終わりにします。感無量です」と宣言。尾脇垂水市長は「お疲れ様でした」と話した。
次に市長との「じゃんけん大会」があり、勝者3人に森伊蔵の焼酎1升がそれぞれプレゼントされた。
最後に出演者全員で総踊りして盛り上がり、12年間の「たるみずYOSAKOI」の幕が降りた。


















































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