《雑草 》
一致団結して野党も与党も連合で国際社会に対応を
雑草を記述する積もりでパソコンのキーを叩こうとしていると、雑念が頭をよぎるのは、少数与党で苦渋の表情で、野党の党首の面々に笑みを浮かべて会釈する石破総理の姿である。
傍から見て辛い時期に念願の総理大臣の椅子を巡り合わせとは言え、結果的に座る事になってしまったが、私は成り行きは宿命であり何としてもこの棘の難局を乗り越へて欲しい…と思い身近な雑草書きを疎かにしていること謝したい。
写真=自民党Xから~党政治改革本部の冒頭あいさつする石破茂総裁
今迄の自民党が率いて来た安定与党の政権の後始末を、がらりと180度変わる環境と状況の中での、立ち居振る舞いをしなければ成らない立場の石破首相を思うと、胸が搔むしられる様な痛さを感じるのである。
この状態の政局を如何にかして安定化させる為に、新生日本を代表する宰相として、政治を纏める責務がある。
その責任を果たす為に悪びれずに重い責務を背負っていく新政権の重鎮達は、なる様になって来た現状を何とか繕い、今迄安定政局を率いて来た先輩達の立ち居振る舞いと、余りにも違う低姿勢の姿を見ると胸をうずく辛さが襲ってくる。
新しい日本の政治を確り確立する為に成す、胎動と陣痛の辛い役目をしなければ成らないこの難局を私達は確り成り行きを見つめている。
平身低頭の総理や幹事長の姿は誰にも出来得ない。難儀苦労してこの地位まで成し得た人でなければ務まらない。
余りにも脇が甘かったのか
今迄の自民党は端的に表現すれば、「驕兵必敗」の類で勝って驕りたかぶる兵は、負けること必至であり「驕る平家は久からず」である、要するに調子に乗り過ぎていたのである。
此の侭にして自浄作用をしなければ、検察庁が徹底的に裏金調査を含めて動き出してくる。事前に自ら譴責処分を行うことが今回の政変劇であったと思った。
国民民主党は躍進して玉木雄一郎代表が率いて、がっちり3本の矢が纏れば問題がなかったかに見えたがが、国民民主党にも立場がありその時どきの部分連合で、与党を支える形で新たな船出をスタートさせた。
処が好事魔多くの例えの如く、国民民主党代表の玉木氏に不倫問題が発覚してきた。プライベートと別問題と割り切れない状況になってきている。
7人から28名に議員が増え今からが成長株の政党であったのだが、余りにも脇が甘かったのである。大きく組織拡大を図ろうとする時に、前後左右を確認し言動まで気を引きせめて行動すべきだった。
結果論を言っても無駄で、大きな波紋を呼んでいる立場にある時に、我が党の公約を実現化に協力して呉れれば、党としても互換協力すると大壇上に公言するのは思い上がりで良いのだが、殺し文句を言うのは一種の恫喝で余計ごとである。
国内はもとより国際社会から好評を得る外交を
東大から大蔵省官僚になり政界入りし政党を立上げ一気に4倍を当選させた。私の様な雑草書きの者でも余り調子に乗るなと呟いたが、きっと敵が増えると思うその刹那に不倫問題が暴露され平身低頭する姿は哀れであった。「天網恢恢疎にして漏らさず」の如く、不倫が表沙汰になった。
物言いが思い上がった調子なので敵が多くなっていた、口に球を入れ次の言動を封じたい気にもなり28人の同志が憐れである。
常任委員長17ある7席を野党がひめて特別委員長7席うち4つを野党の議員が務める様に決まり、30年振りにこの枠組みになり予算委員長は立憲民主党の、安住涼氏がなった。
様々な模索で枠組みを決め上手く決まって少数与党の政権が無事船出したので一安心で、石破首相はペルーに国際会議に旅立って行った。ハードなスケジュールで傍から見ていても大分疲れている様子が見受けられる。
年内の行事日程は何とか緩めて身体を休める日程調整をして静養して欲しい。
所得税の壁は専門部会で検討しているが中々大変であり玉木氏も無理押ししないで折り合いが就くところ妥協して欲しいし、国民民主党も多事多難であるので与党3党で力を合わせ諸々の事案を解決してする事が大事である。
参院選の結果が如何出るかこれも重要な、今後の政局を占う結果に繋がると思う。
今回の政権でのどの様な対応を国際社会が示すか、日本が一致団結して野党も与党も連合で国際社会に対応して、新たな日本の国際外交を進め国内はもとより国際社会から好評を得る外交を果たして、盤石な石破政権の発展を願おうではないか。
くれぐれも政権の中枢部役員の疲労困憊が伺われるので、交代で完全静養する事を願って日本の明日は国民皆して政権を支え応援して行こうではないか。(岩重20241117)