2025年04月01日 07時15分

《芸術・芸能 》

フラメンコに魅せられて~教室へどうぞ!

都城市母智丘公園近くのフラメンコスタジオ「PUERTA DEL SOL」

 宮崎県都城市関之尾、母智丘公園近くのフラメンコスタジオ、PUERTA DEL SOL(プエルタデルソル)。
 曽於市からも教室に通う生徒さんもいて、その魅力に憑りつかれ月4回のレッスンに励んでいる。

 教えるのは、PUERTA DEL SOL 主宰のフラメンコ舞踏家、花原千枝美(はなばる・ちえみ)さん。

写真=スタジオでのレッスンの様子

 花原さんは都城市出身、東京で社交ダンスの教師をしているとき、社交ダンスのパソドプレのステップのためにフラメンコを学んだ。

 社交ダンスはペアで踊るために難しさを感じていたときでもあり、一人で踊ることとギターの音色とそのリズムに魅了されて、26歳の時に後悔をしたくない…と、衝き動かされるように1年オープンのチケットを買い単身、スペインに渡った。
 日本に帰ってきて、社交ダンスの選択よりもさらにフラメンコを極めたいと、今度は片道切符で、さらにスペインへフラメンコ留学。

 1988年から2007年までの19年間スペインで学び、その間、93年マドリッドのスタジオフラメンコ教室を開き、教授活動を始める。

 94年よりソリスタとして舞台活動を始め、97年にはクラララモナの舞踏団員に抜擢されプロ活動を開始。マドリッドの劇場にて公演。

 マドリッド老舗のタブラオCasa Patasに出演。

 98年より日本との往復で活動をし、関東、北陸、四国、九州などで短期講習会や舞台を行い、行き来しながらその年とその翌年もCasa Patasに出演。
 2006年にマリア ホセ マルティンの舞踏団で活動。

 マドリッドでは当初、いろんなアルバイトをしながら学ぶ日々で、フラメンコダンサーを目指しスペインに渡る日本人もいるが、やがてその日々の生活の中でフラメンコを忘れてしまう人も多く見てきたという。

 その中で19年間、学びそして教え、2007年に帰国。
 同年6月より都城市、宮崎市にてフラメンコスタジオUERTA DEL SOL開設。

 また、宮崎アイカルチャー、宮交シティカルチャーで講師活動、ダイニングバーMMにて不定期で精力的にライブ活動を行い、都城でも水・金と大人クラス、子どもクラスで教室を開いている。

写真=発表会の様子

 日本のフラメンコダンサーは、スペインに次いで世界で2番目に多いが、日本ではまだマイナー、「フラというとフラダンスと混同されることもありますが、身体がある程度動き、リズム感がないとできないし体幹がしっかりしていないと楽しくないのでハードルは高いのかもしれません」という。

 その中で、月曜から土曜までレッスンをし、ライブ活動も続け、2年に1回は大きな発表会も開催。

 4月20日(日)には、宮崎市のダイニングバーMMでフラメンコライブ、11月3日(祝)には、都城総合文化ホールMJで第9回プエルタ・デル・ソル発表会も開催する。

 曽於市から通う主婦の揖斐絵梨子さんは、「7年くらい前に、先生の踊りを初めて観たときに鳥肌が立ちました。いまだに覚えてます。すごい実力と経歴を持ってらっしゃいますが、本当に親しみやすくみんな慕っています。何よりも職人のような踊りをぜひ皆さんにも知ってもらいたいです」と語っている。

 都城教室は、都城市関之尾町6162のスタジオで水、金曜日、宮崎市では、月、火、木、土曜日にレッスンを行っている。

 都城教室
 水曜日10:50-11:50(セニョーラクラス)、13:00-14:00(3期生クラス)、19:30-20:30(1期生クラス、他のレベルの方もOK)、20:30‐21:00(小物クラス)

 金曜日13:00-14:00(3期生クラス)、20:00‐21:00(キッズクラス)、19:00‐21:00(1,2期生クラス)、21:00‐22:00(3期生クラス)。

 月4回月謝 8000円(1レッスン60分)
 子供クラスー金曜日19:00-20:00(月謝6000円)
 入会金5000円

 年間約40本のステージ出演依頼を請けフラメンコを披露。衣装や小物の全てを本場スペインより取り寄せ使用。
 教室問い合わせ・イベント依頼
 連絡先:電話090-4173-8884(花原さん)

フラメンコスタジオ PUERTA DEL SOL(プエルタデルソル) 公式HP

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