《議会 》
町民らからの請願受け 肝付町議会産業・福祉委員会開く
肝付町議会産業・福祉委員会(進藤鈴子委員長)の委員会が、令和8年10月15日、内之浦地区で開催された。
これは、9月議会に地域住民らから「旧コスモビア内之浦跡地における公設温浴施設の早期建設を求める請願書」が提出され、継続審議となり、この日、旧コスモビア内之浦跡地の井戸やポンプ、貯水槽などを視察し、委員から林務水産商工課への質問等があったもの。
請願概要は次の通り。
令和2年9月より休館していた同施設が、解体され令和8年3月末に更地となり、町は民間活力による再建を目指し事業者公募を実施したが、応募者はななかった。
同温泉源泉は、旧内之浦町時代に「ふるさと創生資金(1億円)」を投じて掘削された町民共通の貴重な公有財産であり、現在も町の公金 (観光費)によって維持管理が続けられている。
この生きた温泉資源を活用せず、不確実な再公募等によって更地のまま長期放置することは、公費の無駄遣いであるはかりか、内之浦地区の著しい地域社会の疲弊と住民福祉の重大な損害を招くもの。
かってのような大規模な宿泊・宴会施設の建設を求めているのではなく、旧内之浦町時代から受け継いだ貴重な温泉資産を無駄にすることなく、高齢者の健康増進や地域コミュニティ再生の拠点となる「身の丈に合った最低限の機能を有する公設の温浴施設(日帰り入浴等)」を、町主体で早期に整備することを強く求めるもの…などとして、次の3項目を求めている。
1.事業者公募の結果(応募なし)を踏まえ、民間主導による再建方針を速やかに見直し、町主導による「公設(指定管理方式等)」での再建へ方針転換すること。
2.ふるさと創生資金により掘削された温泉源泉を最大限に活用し、町民が日常的に利用できる「身の丈に合った最低限の日帰り温浴施設」を早期に建設すること。
3.高齢者の健康維持および地域コミュニティの復元のため、町民が通いやすい適切な利用料金体系および利便性を確保すること。
これらをもとに視察があり、内之浦総合支所で当局の説明を聞いた。
委員からは、次の要旨で質問等があった。
「今現在で、ポンプによりどれくらいの湯量をくみ上げることができるのか」
「岸良にある湯の谷温泉の利用者はどれくらいいるのか」。
「次の公募の日時等内容はどうなっているのか」「公設公営から民設民営に変わったが公募はゼロだった、官民連携というやり方、PPPやPFIでの建設はできないのか」。
「公募の手法、動画を使ったりもっとPRを」「事業者公募による助成は、建設費⽤の20%、客室10室以上、上限1億円となっているが、これを上限全体で維持費、ランニングコストまで広げられないのか」「休館になって6年間、何をしていたのかという声も強く、公募ゼロから次のステップが踏まれていない。本気でやってもらいたい。次の住民説明会等はいつするのか」。
「以前、町で造るという発言もあったが、民設民営に決定したときの試算や経緯があいまい、試算のデータと時系列的な説明を」。
「町長が公設で造るという発言から、維持経費が掛かるので造らない、民設民営にするということに変わった。そして解体の予算も議会で議決したが、その赤字になるという試算、データを持ち合わせていないということは、結果的に町民との約束を反故にしたという結果に繋がらないか」。
次回の委員会は、請願書提出者への質問が行われる予定となっている。












































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