《観光 》
志布志麓・山城を守る会の活動がスタート
「志布志麓・山城を守る会」が、このほどから活動を始めており、令和8年9月14日、志布志市の清水氏邸近くから志布志山城に繋がる道の整備を行った。
清水氏庭園は、国の登録文化財となっている。
志布志港に流れ込む前川沿いにある清水氏邸は、国の史跡に指定されている志布志山城にも繋がっている場所に存在することもあって、清水氏邸とその庭園を管理している中村朗久さんが、この場の地理的、歴史的重要性を感じ、周辺の整備をも始めたもの。
清水氏庭園は、築山枯山水形式で、庭園は主屋玄関に至る侵入路東側と主屋東側との2区画で、主庭と思われる南庭の最奥部に造られた立石の石組みの横には「日露戦争凱旋松」と呼ばれる枝曲りのクロマツがある。
この他、イヌマキ、サルスベリ等の景観木が配され、借景として対岸の山並みを望むことができる…と説明してある。
その庭園の背後にあるのが、志布志山城で、南北朝時代からこの地が戦乱に巻き込まれたことに伴い次第に拡充されていったと考えられ、12世紀から救仁院氏、楡井氏、畠山氏、新納氏、肝付氏と次々と城主が変わった。
守護大名・島津氏久が本拠としたこともあるが、1615年(元和元年)、一国一城令で廃城となった歴史がある。
今でも土塁や虎口、郭、堀切などが残され、国の史跡に指定されている重要な山城となっている。
今は、北側からの入城がポピュラーとなっているが、前川沿いからのも入口があったことを知り、清水庭園の管理美化を行いながら、山城に通じる道を整備して、志布志麓一帯を守る会として、清掃や美化、整備を進めていこうと、仲間に声をかけ、この日のボランティア活動になったもの。
写真=国の登録文化財の清水氏庭園
中村さんは、「この志布志麓は、志布志港とそこに流れ込む前川があって、その栄えた港を守るためにも志布志城が築城され、麓地区の武家屋敷等も形成されていった。
その歴史的に大きな価値のある清水氏邸周辺を美化していって守っていきながら、歴史をより発信する場にしていきたい。
志布志麓・山城を守る会は、任意団体として少人数でスタートしたばかり、「今後は周りにも声掛けしたりして、こうした美化や整備を年に何回かやっていきたい」など話していた。













































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