《観光 》
新たなる旅立 TO THE NEXT STAGE~かのやばら園
鹿屋市
かのやばら祭り2023秋スタート、11/26まで
かのやばら園では10月28日(土)から11月26日(日)まで30日間、「かのやばら祭り2023秋」が始まった。バラの開花は少なく、11月中旬ごろから楽しめるのでは。
ばら園は8㌶の園内に1千5百種、3万5千種類バラが植栽され、秋になるとその内の秋バラ千種類、3万株が開花する。
写真=バラを背景に記念写真
今年も秋のバラ開花に合わせ、秋のバラ祭りが開催される。入園料は大人310円、小中高生110円、幼児無料。
秋バラは剪定順に咲き始め、朝晩の気温差が大きくなるとゆっくりと開花が進む。
今年は9月7日から14日に選定。今年は猛暑が続き、雨量も少なかったことから開花が10日程度遅れており、11月中旬から12月にかけて楽しめるのでは。
写真=園内を走るローズトレイン
夏から秋に気候がが変わり、気温が低くなると花色が濃くなり、大きな花が開く。例年の鹿児島は、行楽シーズンの10月後半から11月にバラが開花し、12月の2番花まで楽しむことができる。
秋バラは色が濃く、鮮やかで香りが高く、一輪一輪が楽しめる。香りが最も高いのは、日の出から3時間程度。春のように一斉に開花しないため、満開はそれぞれ。
写真=大きめのバラも咲き始めた
ばらのまち鹿屋市では、毎年多くのバラ愛好家や写真愛好家が来園している。
今年はバラの開花が遅れ、バラ祭り初日は少ししか咲いておらず、つぼみが多いことから11月中旬に入ってからは本格的に楽しめそうだ。
霧島ヶ丘公園管理事務所では「猛暑と小雨で開花が遅れているが、つぼみが多く、11月中旬には見頃を迎えるでしょう。」と話している。
写真=ばららちゃんやばらおくん、高校生ボランティアスタッフも活躍
温室のバラは一年中切りバラ品種のバラを見ることができ、1本150円から200円で購入できる。
ばら園園長は、「『実りの秋』、『芸術の秋』にちなんで、大隅を中心としたグルメや市民参加の演奏ステージと秋バラのコラボレーションで、秋ならではのばら園の表情を楽しんでいただきたい」と話した。
写真=ばら園の来演者
バラ祭り中のイベントは、期間中の土日祝日にロザンリアガイドによるガーデンツアーがある。期間中に「かのや『ばら』と『海』フォトコンテスト2023入賞作品展が開催される。11月4日と5日は、子ども無料入園日。23日はカップルと夫婦にバラ苗プレゼントがうる。
写真=南部幼稚園の楽器演奏
11月3日はキッチンカーフェスでクロワッサン、フルーツ飴、肉まん、焼き菓子などが食べられる。ローズウオーター抽出実験とハンドクリーム手作り体験もある。
ステージイベントは、11月3日は第1鹿屋中学校吹奏楽部演奏。4日は大姶良中学校ジャズバンド部演奏。5日はロスポンチョス演奏、鹿屋市少年少女合唱団のファミリーコンサートがある。11日は鹿屋女子校のダンスパフォーマンスとバンド演奏がある。
写真=野里保育園の太鼓演奏
鹿児島市内の女性3人は、「楽しみにして来ました。バラの香りが良かった、今から温室に行きます」し話した。
ばら祭り期間中に隣接の霧島ヶ丘公園では、5日にかのやわくわくキッズまつりがあり、11月中旬からコスモスが咲き始める。12月11日からイルミネーションで彩られ、16日、23日、24日の3日間、花火が打ち上げられる。