《オーガニック 》
大崎町で有機農業目指し菌ちゃん畝作りワークショップ
菌ちゃん畝作りワークショップが、令和7年2月2日、大崎町持留改善センターと寺子屋のもちっこもりのおうちの家庭菜園跡地で開催され、菌ちゃん農法畝作り屋さんの赤塚稔氏を講師に、予定を大幅に超える参加者で実施された。
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写真=畝立て行う参加者
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写真=菌ちゃん農法畝作り屋さんの赤塚稔氏
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大崎町食農運営委員会主催で、有機農業に関心のある方を対象に畝づくりのワークショップが開催されたもの。
持留改善センターでワークショップの説明と、菌ちゃん農法の動画を観たあと、寺子屋のもちっこもりのおうちの家庭菜園をしていた跡地で、実際畝作りを体験した。
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写真=寺子屋のもちっこもりのおうちの柳原さんがあいさつ
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作物が良く育ち健全な畑は、団粒構造の土が前提。そうした土づくりは、ふつうは1年とか日数がかかってしまうが、糸状菌が主に働く環境づくり。
特に木や竹、籾殻など腐敗しにくいものを活用し、マルチを張るなどして団粒構造の発達早め、3か月ほどで土づくりを行う畝立て。
最初手がかかるが、団粒構造の発達が比較的早くなり、この畝で3~4年、無施肥栽培が可能となり、その後もその土地に合った土、環境が作られていくことで、健康な野菜作りができるという。
虫がつく野菜はどういった野菜でなぜなのか、実際菌ちゃん農法で作った健康な野菜を見て、糸状菌を育て植物同士が支え合い無肥料で出来る。菌ちゃーんと声を掛け愛を込めながら…などを伝えた。
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菌ちゃん農法のビデオを見たあとは、赤塚氏が、菌ちゃん農法畝立てを、最初、準備された畑のベースになる畝の上に炭を撒き、畝の両サイドにスコップで溝を掘り、乾燥させていた木枝や竹を置き土をかぶせる。
コンパネ等を使い畝ののり面を抑え、畝との隙間に土を押し込んでいって畝を高くし、いずれも乾燥させていた杉の葉と落ち葉、もみ殻を畝の上に5~10 cmの厚さで積んで土で軽く押さえる。
水をたっぷりかけ、マルチをかけ穴を開けて、穴の合間にブロックなどの重しを置いて完成。
みんなで記念写真を撮り、団粒構造になった土が出来上がったころに野菜の植え付けもするという。
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大崎町の主婦は「昨年、菌ちゃん農法を勉強して畝立てをやってみたのですが、忙しさにかまけてそのままになっていたので、今日また勉強をさせてもらい、何か植えてみたい」など話していた。
また「最近、野菜がすごく高くなって、他のいろんなもの、物価が高騰、今日勉強したことで、野菜作りにチャレンジしてみたい」などの声もあった。
菌ちゃん農法の動画や、実際の畝立てを見守っていた東靖弘町長は、「こうした農法を、家庭で皆さんでやってもらいたいですね」など話していた。
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