2024年05月03日 09時17分

《行政 》

救助技術指導会派遣選手選考の17人が県指導会に派遣

大隅肝属地区消防組合

 大隅肝属地区消防組合(内山智文消防長)の令和6年度救助技術指導会派遣選手選考会が令和6年4月24日中央消防署訓練場で開催され、次の種目で競われ、選考された17人は、県指導会に派遣される。

〈障害突破(連携)〉
5人(補助者を含む)1組で、スタート地点からゴール地点に至る経路に設けられた5箇所の障
害を、互いに協力して全員が突破するまでの安全確実性と所要時間を評価する。

〈ロープ応用登はん(連携)〉
 登はん者が塔前2メートルからスタートし、地上高15メートルの到達点まで器具を使わずにロープのみで登り、その安全確実性と所要時間を評価する。

〈はしご登はん(基礎)〉
 塔前5メートルからスタートし、自己確保の結索を行なった後、垂直はしごを15メートル登はんしその安全確実性と所要時間を評価する。

〈引揚救助(連携)〉
 5人(要救助者を含む)1組で、2人が空気呼吸器を装着してスタート地点(塔上)より塔下に至り、検索後、要救助者を「二人搬送」により救出し、他の2人と協力して塔上へ引揚げ、救助及び脱出するまでの安全確実性と所要時間を評価する。

〈ほふく救出(連携)〉
3人(要救助者を含む)1組で、2人が10メートルの位置からスタートし、空気呼吸器を装着し
て確保ロープ及び小綱を両足首に結着した後、煙道を検索して、要救助者を屋外に救出し、2人が
協力して要救助者を搬送ずるまでの安全性占所要時間を評価する。(煙道の長さ8メートル)

 この日は、開会式で消防長訓示、競技上の注意があり、それぞれの種目で演技開始がされた。
選考委員会による結果は次の通り。

【基礎訓練】
〈はしご登はん〉
坂中和眞消防士長、橋口俊彦消防副士長 2人

【連携訓練】
〈ほふく救出〉
黒木貴臣消防士、西迫明澄夏消防士、倉佳士消防士長 3人

〈ロープ応用登はん〉
松清真也消防副士長、徳重祐樹消防副士長 2人

〈引揚救助〉
鮫島広樹消防士長、南大嗣消防士長、荷掛侃太消防士、窪田雄介消防士長、榎本亮消防士長
永吉大喜消防士長、藤田祐希消防士長、野元康太郎消防士長、岩元駿介消防士、萩原佳大消防士長 10人
合計 17人

 先行された17人は、5月31日に日置市の鹿児島県消防学校で開催される第46回鹿児島県消防救助技術指導会へ派遣され、さらにそこで選考されると、7月19日に福岡県で開催される第52回九州地区消防救助技術指導会、さらに8月23日、千葉県での第52回全国消防救助技術大会に派遣される。

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