《商工業 》
商談が何故かうまくいかない理由は?販路開拓セミナー
鹿屋市販路開拓セミナー&意見交換会が、令和6年11月27日、RINABASE+で開催された。
食品卸のプロが商品開発のコツや鹿屋市の事業者が販路拡大するためのポノイントを分かりやすく解説するセミナーとして開催。
セミナー終了後は、講師と市内事業者とが販路開拓に関する意見交換をすることで販売力の向上を図った。
主催は鹿屋市市農政課かのや食・農商社推進室
販路開拓、商談に関するセミナーは、
アングルトライホールディングス株式会社の岡本人士業務執行役員。
内容は「商談が何故かうまくいかない理由、教えます」。
岡本氏は、鹿屋市とのこれまでの8年間の関りやポッカコーポレーションなどでの営業の経験など自己紹介し、商談の正しい進め方として、これからどうなる?今後の営業マン、商談は事前準備でほぼ決まる。
バイヤーの仕事を理解すること。
ここ20年で約100万人の営業マンが消えたが、AIが発達しても無くならない仕事でもある。人の気持ちを扱う、読む職種は残る。
写真=商談の正しい進め方など説明する岡本氏
無くなる仕事、残る仕事は何か。
今後の日本における営業職は?御用聞きセールス、押し売り型セールス、説得型セールスからそりゅーしょね偉業、コンサル型営業、聞く力が必要…として成功している企業の例を説明した。
どれくらいお得意様のことを知っているか…、得意先カルテの作り方、バイヤーの仕事とは、など説明。
地元での成功事例など紹介し、これからの営業のノウハウなど話した。
グループディスカッションでは、市内事業者の体験等を知ることでバイヤーとの商談を成立させるために自社で取り組む課題を理解し、販売力を向上させる販路開拓に関する意見交換会が行われた。
参加事業者の商品を試食しながら商品に関する意見交換や参加者同士の交流を行う名刺交換会・交流会もあった。
今後は、令和6年12月中~下旬、市内事業者とバイヤーのマッチング
令和7年1月下旬には、バイヤー招へいによる個別商談会現地視察の実施も行う予定となっている。