2025年01月23日 15時42分

《農林水産 》

初めての体験~また来たい 就農お試し体験ツアーin大隅

 就農お試し体験ツアーin大隅の第3回が、2025年1月18日土~19日(日)南隅地区で開催され、鹿児島市内他から参加、畜産、ピーマン、スナップエンドウの農家で農業体験し、地域との交流を行い、農業の大変さや楽しさなど聞いていた。

 県は、大隅地域での就農や農業部門での就業に興味がある人を対象に、「就農お試し体験ツアーin大隅」を、昨年11月に鹿屋市周辺、12月に曽於地区、今回、南隅地区で行ったもの。

 ツアーでは,農家の下での実践的な農業体験や交流、就農にあたっての支援措置等の情報提供のほか、大隅地域の観光スポット等も体験。

 農業のやりがいや自然豊かな大隅地域の素晴らしさを肌で感じながら、新たな未来の可能性を見つけるため参加。

 就農体験は、露地野菜(スナップ)、施設ピーマン、畜牛で参加者が、申込み時に1つ選択しそれぞれで体験した。

 南大隅町根占では、2反の畑でスナップエンドウを栽培している池之迫博さん愛子さん夫婦の畑に、4人が収穫のお手伝い。

 鹿児島市から参加の福永順一さん(68)は、繁殖牛を30年続けてきたが、体調をくずし、今はカボチャや大根など栽培しているが、今回スナップエンドウを選んで参加。「トラクターや畑はもっていますが、この歳でここまで大掛かりにやるのはちょっと大変かもしれません。ただ、南大隅町には初めて来たので、またもう一回来てみたい」。

 鹿児島市から参加の永仮美月さんと滕詩佩さんは、初めてスナップエンドウの収穫を体験「スーパーで買って食べるだけでしたが、こうした体験は初めて。花の色がきれいで、(バケツ一杯収穫し)重たいです」。

 志布志市に移住してきて2年目の中田里美さんは「長野から暖かいところへと離島とかにも行きましたが、農業に興味あり農家のお手伝いをしながらで、今回いい体験になりました」などそれぞれ語っていた。

 休憩時間には、池之迫さん夫婦と南大隅へ移住してきたアルバイト女性といっしょにお茶を飲みながら、南大隅のことや農業ののこと、それぞれの思いなどを語り交流も行っていた。

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