《行政 》
錦江湾海上交通による大隅観光の可能性、魅力を発信
マリンポートから古江港まで30分
環綿江湾観光連絡会議シンポジウムin鹿屋「錦江湾海上交通~大隅観光の可能性~」が、2024年9月29日、リナシティかのや大ホールで開催され、60人乗りのなんきゅう8号でマリンポートから古江港まで約30分、35人が大隅半島のツアーを堪能し、シンポジウムに参加した。
写真=錦江湾をもっと観光の場として盛り上げて…など提言のシンポ
シンポジウムでは、吾平そば切り踊り、王子町鉦踊りの大隅伝統芸能が披露され、環綿江湾観光連絡会議の郷原拓男会長がその活動や歓迎のあいさつ。
おおすみ観光の魅力発見では、大隅観光未来会議の金子昭広COOが「ⅮMOの取組」、大隅地域振興局建設部の小濱磨部長が「海業について」、大海酒造㈱の河野直正代表取締役が「焼酎ツーリズム」、白鳩会の中村隆一郎理事長が「ノウフク連携」について講演。
写真=大隅観光未来会議の金子昭広氏
写真=大隅地域振興局建設部の小濱磨氏
写真=大海酒造㈱の河野直正氏
写真=白鳩会の中村隆一郎氏
シェラトン鹿児島南国ホテルズ社長で前県観光プロデューサーの伊牟田均氏をコーディネーターに、㈱なんきゅうドッグの今村弘彦会長、遊覧船クイーンズしろやま社長でクルーズプロデューサーの増元弘美氏、㈱錦江湾クルーズの岩村義昭社長をパネラーにシンポジウム「錦江湾海上交通の可能性」があった。
薩摩半島と大隅半島を結ぶ海上定期航路について、鹿児島港本港区とマリンポートと桜島港を結ぶ錦江湾クルーズについて、桜島・錦江湾ジオパーククルーズ、隼人港や指宿港、古江港などの浮桟橋を利用しての錦江湾クルーズなど、錦江湾での海上交通を観光に活かそうなど、動画を映し出しながらそれぞれ熱い思いを語り合い、「錦江湾を楽しく探求し、郷土愛と豊かさを追求することで、錦江湾をもっと観光の場として盛り上げて」など提言していた。
写真=吾平そば切り踊り
写真=王子町鉦踊り
この日は、なんきゅう8号就航記念ツアー、60人乗りのなんきゅう8号で航く錦江湾の未来を語る会と鹿屋高須まち歩きが限定1本で実施され、鹿児島市内などから35人が参加、鹿児島~鹿屋間を30分で渡り、西郷隆盛のゆかりの地、高須地区のまち歩き体験、かごしまのうんまか深海魚寿司の昼食などで楽しんでシンポジウムに参加した。
写真=マリンポートから古江港への大隅ツアー
写真=就航したなんきゅう8号