2024年06月29日 08時20分

《教育・社会 》

肝付町内全小中の学校給食に南州農場の黒豚和風ステーキ

 肝付町内全小中学校の学校給食用に、南州農場グループ(本田玲子代表取締役社長)から黒豚肉70kgが提供され、令和6年6月26日には宮富小学校で黒豚肉和風ステーキがメニューとなって、本田社長らが子どもたちと一緒においしそうに頬張り、子どもたちは大喜びした。

 南州農場の黒豚はサツマイモを10~20%を飼料に混ぜ、時間を掛けてゆっくりと成長させるため、脂身が少なく柔らかくて匂いがしないことから、全国でも有名な豚肉。

 南州農場では大隅半島南部の南大隅町と錦江町で黒豚を飼育しており、約10年程度前から、同農場の施設のある南大隅町、錦江町、肝付町の学校給食に黒豚肉を年に2回提供している。

 この日の宮富小学校のメニューは黒豚肉和風ステーキのほか、雑穀ご飯、夏ナスの味噌汁。
 黒豚肉和風ステーキは醤油、砂糖、黒ごまで味付けしたあっさり味。肝付町の高山地区は26日、内之浦地区は28日に黒豚肉の給食が実施された。

 26日は宮富小学校5・6年生12人の教室で、給食の模様が報道公開され、南州農場から本田玲子社長ら2人、永野和行肝付町長、木村政文教育長が参加。

 子どもたちは「めっちゃ美味しかった」、「かむと味が染み出た」、「たまらなく美味しかった」、「柔らかくて甘い味がした」など好評だった。

 日高為英給食センター長(59)は「食材高騰のなか、柔らかくて美味しい黒豚肉を提供していただき、ありがたいです」と、永野和行肝付町長は「毎年黒豚肉を地元企業の南州農場さんから頂き、子どもたちも喜んで食べています」と話した。

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