《イベント告知・募集 》
11/3 弥五郎どん祭り 2日前夜祭、4日シンポジウム
県下三大祭の一つ、岩川八幡神社の弥五郎どん祭りは、2025年11月3日、岩川八幡神社や曽於市岩川市街地で開催される。
午前4時~ 弥五郎どん起こし
午後1時~ 弥五郎どん浜下り
岩川神社出発
午後1時30分 高架橋下 弥五郎どんのイナバウアー
午後3時45分 岩川八幡神社到着

弥五郎どんは、身の丈4メートル85センチの大男。25反もの梅染めの衣を身に纏い、ギョロリまなこに太い眉、大小2刀を腰に携えたその姿は勇ましい。一説には隼人族の首領、または300歳の長寿を誇り、六代の天皇に仕えた武内宿弥となどとも言われているが、その正体ははっきりしていない。
しかし、穀物の豊作や地方守護の先導役として、昔からなくてはならない存在。
、「弥五郎どんが起きっどー」のふれ太鼓で弥五郎どんが目覚める。そして朝4時ごろ、身支度をすっかりととのえた弥五郎どんが、岩川八幡神社の境内で網に引かれ、巨体がやおら身を起こす。
午後から行われる「浜下り」は必見。八幡神社の境内を出た弥五郎どんが、約3時間市街地を威風堂々練り歩く。
大勢の見物客が弥五郎どんを取り囲み、祭りは一気に最高潮に達する。
武道大会、のど自慢、全空連、少林寺、弓道、バレーボール、露天商もいっぱいで賑わう。

また、2日(日)午後3時には弥五郎どん祭り前夜祭~どんドン祭りが大隅文化会館で、4日(火)には、弥五郎どんシンポジウムが岩川八幡神社である。
岩川八幡神社
岩川八幡神社は万寿2年(1025年)、京都の岩清水八幡宮より勧請。
大正3年(1914年)現在地に移転。昭和13年(1938年)社殿新築。平成4年(1992年)、弥五郎どんはスペインのバルセロナで行われた巨人万博に出展、名声を博した。
祭神は、応神天皇をはじめ、武内宿弥、神功皇后、玉依姫命、仲哀天皇、天照大神、伊邪那岐命、保食神。
曽於市大隅町岩川5745