《医療・福祉 》
垂水市内初 産婦人科医療機関が実現!
慈愛会垂水サテライトクリニックが5/7診療開始
公益財団法人慈愛会(今村英仁理事長)と垂水市(尾脇雅弥市長)は、産婦人科医療体制確保事業に関する協定を令和5年12月に締結し、垂水市における産婦人科医療導入に関する検討を進めてきたが、令和6年5月7日(火)から同市本町で「慈愛会垂水サテライトクリニック」として診療開始されることが決まり、そのオープニングセレモニーが、令和6年4月29日(月・祝日)午前10時30分から開催されることとなった。
同クリニックは、サテライト型医療機関として、母体病院である今村総合病院から離れた場所で外来診療を行うために開設する直営の診療所で、産婦人科としてオープンする。
施設としては病床及び分娩機能はなく、出産・手術は行うことは出来ないが、妊娠の診断や妊婦検診、婦人病
の検査治療などの診療が可能となる。院内はバリアフリーとなっており、車椅子等の高齢者の診療も可能である。
クリニックは、垂水市本町77番地、垂水市市民館交差点近くにあり、次の概要で診療が行われる予定。
〈診療日時〉
令和6年5月7日(火)から
毎週平日の火曜日・木曜日午後1時30分~午後4時30分
〈診療体制〉
医師1名
医師は、今村総合病院の産婦人科医師が中心となり、交代で従事・診療する予定となっている。
看護師1名、事務員1名
〈予約制〉
事前にWebもしくは電話での予約が必要。
公益財団法人慈愛会と垂水市は、令和4年5月10日に「垂水市と公益財団法人慈愛会との包括連携協定」を締結し、市民の妊娠期から子育て期にわたり、切れ目のない支援を行い、安心して⼦育てができるための支援の充実を図ること等を目的に、相談会や検診、講演会等を実施に加え「垂水市における産婦人科医療導入に関する検討」を進めてきた。
また、この産婦人科医療導入に関する検討については、新たに「垂水市と公益財団法人慈愛会との産婦人科医療体制確保事業に関する協定」を令和5年12月18日に締結し、垂水市内初となる産婦人科医療機関として「慈愛会垂水サテライトクリニック」を開設されることになったもの。
同協定では、令和5年度~令和10年度の6年間を第1期として、その後の延長もある。
予約などの詳しい内容は、令和6年4月29日(月・祝日)午前10時30分からのオープニングセレモニーで発表される予定。