《食・物産 》
8/1~9月上旬 黒羽子観光農園ぶどう園開園式~鹿屋市吾平
黒羽子観光農園ぶどう園開園式が、令和7年8月1日、
鹿屋市吾平町の黒羽子観光農園EIファームで開催され、同日からブドウの販売がスタート、早速市民らが旬のブドウを買い求めていた。


同園で栽培しているぶどうが実りの時期を迎えたことから開園式を開催したもの。
同園では、昨年鹿屋市が策定した「黒羽子観光農園活性化基本計画」に基づき、今年度は地域おこし協力隊の受け入れや、ぶどうハウスの増設などに取り組み、一時衰退しつつあった観光農園の再生に向けて力を入れている。
今回の開園式も、今年7月から着任した地域おこし協力隊の活動の一環として11年ぶりに企画、開催されたもの。


この日は、EIファームの永野田健二さんがあいさつ。
はさみ入れがあり、原口学副市長、JA肝付吾平町の緒方初男代表理事専務、大隅広域公園管理事務所の二瓶靖所長らが来賓あいさつ。
黒羽子観光農園管理組合組合特製のぶどうジュースで、同組合の有馬敏孝組合長の音頭で乾杯。
新鮮なもぎたてのぶどう試食があり、観光農園のにぎわいに期待が掛けられた。

写真=有馬敏孝組合長の音頭で乾杯
同ブドウ園の概要は次の通り。
開園期間8月1日(金)~9月上旬まで、朝10時から16時まで
1600円/㎏
栽培面積約70a
栽培戸数3戸(有馬敏孝農園、黒羽子勝志農園、EIファーム)
栽培品種
巨峰=ぶどうの王様。濃厚な甘みと濃い紫色が特徴
竜宝=果汁が多く、甘みも強い。皮が薄く、実が落ちやすいため店頭で見かけることが少ない。
なお、同観光農園のぶどう祭りは、令和7年8月23日(土)午前10時~午後3時まで開催される。

写真=Eiファームの永野田さん㊧と7月から着任した地域おこし協力隊の畠中さん
また、黒羽子観光農園の年間スケジュールは次の通り。
いちご 約20a(1月上旬~4月上旬)
ぶどう 約70a(8月上旬~8月下旬)
落花生 約25a(7月下旬~8月下旬)
ブルーベリー 約30a(7月上旬~8月下旬)
スイートコーン 約25a(6月中旬~7月上旬)
計 約180a
駐車場・管理休養施設(トイレ)完備)