《農林水産 》
大阪・関西万博で おおすみ『木の未来都市』探検ツアー
大隅地区内緑の少年団員が地元産材使ったパビリオンなど見学
おおすみ『木の未来都市』探検ツアー~僕らの地域で育った木の活躍を知って・見て・触れてみよう!~が、令和7年7月22日~24日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で開催された。

写真=ポーランド館前で
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写真=出発前のあいさつ


写真=有馬代表が船内で講話
大隅地区内緑の少年団員36人、育成会含めた53人が、志布志港発着フェリーによる船中2泊3日の工程で参加。
地元産材が活用された最先端の技術を見学した。
参加したのは、森林・林業や緑の大切さについて学習・活動している大隅地区の曽於市恒吉小、志布志市潤ヶ野、大崎町持留小、鹿屋市横尾岳の4つの緑の少年団員ら。
次世代を担う子供たちが、大阪・関西万博パビリオン等での見学を通して地元産材も活用された最先端の技術を用いた大規模木造構造物を直に見て触れ学習。
「今後の木材利用のあり方」や「森林資源の循環利用の重要性」、「郷土の森林への愛着と関心」などを学んだ。

写真=ポーランド館内覧


写真=ポーランド館,CLTトイレ休憩

写真=CLTトイレ屋根見学

写真=大屋根下集合写真
主催は、大隅地区緑の少年団育成会連絡協議会、大隅流域森林・林業活性化センター、大隅地域振興局。
大阪・関西万博会場では、ポーランド館、トイレ休憩所のCLT屋根で地元産材が活用され、大屋根リングには山佐木材㈱の梁が一部で利用されている。
ツアーの講師は、山佐木材株式会社の有馬代表と榎原専務、大隅地域振興局林務水産課職員。

写真=大屋根上部

フェリーで大阪港到着し、電車等で移動。
万博会場では、ポーランド館、CLT トイレ休憩所等で全体研修。
昼食後は、各団自主研修となった。
参加した団員は、森林・林業・木材産業による持続可能な社会づくりを考えるいい機会となり、特に地元産材が、万博というビッグイベントの中で使われていることに驚きと、実際現物を見て身近に地元にある森林への関心が高まっていた。