2024年05月09日 06時44分

《雑草 》

辛いが上げ潮を待って時を待つ事か

 ウクライナ問題に関連してバルト三国のリトアニアの駐日大使が、テレビ対談で話された内容から察すると、エストニア・ラトビアと共にEU諸国連盟に加盟していますが、国の防衛ライン防護処置はとっている。

 国境沿いに柵や防護壁は設置している、武力侵略を行うとすればどんな方法でもあるが、いつ何時ロシアが侵攻するかも知れないので、北大西洋条約安全機構に加盟している。だから集団防衛と安心せずに自らも国土防衛は国力に応じて防御は確り行っている。

 ウクライナ問題が早く解決して欲しいしそうなれば共に国土防衛は協力して、ロシア大国のなすが儘にさせない体制を敷いてネットワークを完成させ、国民一致団結して国土防衛の意識を高めている。

 又商業関係では特産品の製品を開発工夫し、観光事業に力を注ぎたいと力説された。ウクライナの農産物はロシア産より良質の麦の作物が大量に採れるし、簡単には手放したくないのがロシア側の本心だろう。

選択の幅が広くなり言論の自由も

 芸術・芸能の分野にしても優れているものが多い。現在の政権以前は親ロシア体制であったが、その後の国民の自覚が自由圏内で活動するうちに目覚め、自由に模索出来る様に選択の幅が広くなったし言論の自由もある様になった。

 自分達の進む方向性も強制的でなく自由に選択できる事を知った人達は、芸術文化面でも創造性を阻害される心配はない。
 スポーツ面でも問題があり国情を出来るだけ優先して、自分達の向上に繋がる面も認められない事も多かった。

 その様な事を知った人達は今のウクライナの体制に目覚め、強制的に規制の枠内にはめ込むような体制には戻らない、だからゼレンスキー体制に変わって行ったのであろう。

NATOにもEUにも加盟していないジョージア

 ジョージアは自主独立国家だがNATOにもEU(ヨロッパ連合)にも加盟していない現状で、ロシア大国との関係は一定の配慮をせざるを得ない、早く加盟を実現して欲しいのだが実現していない。
 15年前の8月7日に分離独立を主張する親ロシア派勢力との武力衝突に発展し、これを機にロシア系住民の保護を名目にロシア軍は軍事侵攻した。

 ジョージア国内に今もロシア軍が占拠している状況で、人権など保障されていない現状で15年前からこの様なような状況を、発信しているのだが、軽視され続けた結果がウクライナ侵攻に繋がった。
 ロシアとの直行便再開を発表するなどそれに付随して、空港周辺の警備状況の警戒が再編されるだろう。大国のロシアとの一定の交流を維持せざるを得ないと言う。

 黒海とカスピ海に挟まれ北海道より一回り小さな国のジョージアは、人口400万人の5000メートル級の峰が連なるコーカサス山脈から、国海沿岸の美しいピーチリゾートで多様な自然環境に恵まれた、温暖な気候を利用してワイン生産が盛んな国である。

 観光価値の高い集客率の多いで処でむざむざと手放す筈はない、素晴らしく素敵な観光立国の希少価値の多い景観の地域である。その様な価値ある地域を国は手元に置きたいとするのは、観光産業として利用価値の素晴らしいものであり、だから狭い国でも失いたくないのだろう。

アメリカやフランス、中国の思惑は…

 現在ウクライナ問題は停滞気味だったが、アメリカ議会も民主党・共和党が超党派で追加予算を承認したので、その効果が表れるだろう。各国からの支援資金で戦いを続けており追加予算も如何に有効に、ロシアにダメージを与えるかを欧米諸国の情報を吟味して反撃して欲しい。情報量は多いし戦争経験も多いそれらを参考にして、戦争資金は殆どが支援金であるから有効な反撃を望みたい。

 アメリカの大統領選挙に、元ケネディ大統領の甥が立候補を表明した。フランスのマクミラン大統領と中国の習近平国家主席が、対話を図るが決してウクライナを窮地に追い込むことはないと思う。

 習近平主席もロシアだけ肩を持たないだろう。フランスの国民性からして今のロシアのプーチン大統領をけしかける事はしない筈である。

 アメリカもイスラエルとハマスの解決途上にあり、フランスンの国民性からウクライナの窮地を追い詰めることはしない。誇り高き人フランス人が多いのでアメリカの大統領選が済むと、時は必ずウクライナに味方する.辛抱して時は必ず良い方向に向かっている。今が我慢のしどころである。辛いが上げ潮を待って時を待つ事である。(岩重20240509)

最新の記事

合計 814 件中 1ページ目を表示

カテゴリ最新記事