2024年09月24日 07時19分
《行政 》
曽於市が企業版ふるさと納税で衛星携帯電話寄附受ける
本社が島根県にある有限会社小林薬局
企業版ふるさと納税(物納)感謝状贈呈式が、令和6年9月18日、曽於市役所本庁で開催された。
曽於市では、本社が島根県にある有限会社小林薬局から、企業版ふるさと納税(物納)制度を活用し、衛星携帯電話を寄附され、起伏に富む地形を有する同市での災害時の有効な連絡手段として活用、その贈呈式が開催されたもの。
写真=(有)アクアテック大和田健斗代表取締役㊧と五位塚市長
寄附の内容は、イリジウム衛星携帯電話端末(イリジウムExtreme9575)3台、プリペイドカード(600分×4回分)3枚で、見積総額505万2000円。
日本で利用できる衛星携帯電話端末では最小かつ最軽量。ハンドヘルド型なので持ち運びに便利。アンテナに指向性がない。衛星の高度が低いので音声の遅延か少ない。日本はもちろん、海外でも利用可能というメリットがある。
地方自治体や企業など、防災対策用に本部と拠点に配備、緊急連絡用に本社と役員に配備、携帯電話のエリア外でも利用できるとあって、鹿児島県でも奄美市や屋久島町でも寄付が行われている。
曽於市では、地域再生計画「曽於市まち・ひと・しごと創生推進計画」に掲げる、「時代にあった地域をつくり、安心なくらしを守るとともに、地域と地域を連携する事業」で運用する予定。
この日は、寄附者の有限会社小林薬局(E-BONDグループ・塩月清和代表)を代表して、有限会社アクアテック大和田健斗代表取締役、坂東麻利秘書。曽於市の五位塚剛市長らが出席し、感謝状が贈呈され、操作説明等が行われた。