2025年03月11日 07時16分
《行政 》
少年警察ボランティア等による闇バイト撲滅キャンペーン
鹿屋警察署管内の鹿屋市と垂水市でも
鹿屋警察署少年警察ボランティア等による闇バイト撲滅キャンペーンが、令和7年3月7日、鹿屋市白崎町のイオン鹿屋店と、垂水市中央町のタイヨー垂水店で行われ、買い物客らに闇バイトの危険性を訴えた。


これは近年、首都圏を中心に相次ぐ強盗事件などの誾バイトによる犯罪が急増しており、県警察では「闇詐欺ゼロの刻」と題し、毎週金曜日に闇バイトや詐欺への注意を呼び掛ける取り組みを行っている。


この日、鹿屋警察署少年警察ボランティア、管内の高校生、鹿屋警察署員が、闇バイトの危険性を周知させるために、闇バイト撲滅に関するチラシ配布を行ったもの。
鹿屋市のイオン鹿屋店では、鹿屋警察署の安全マスコットキャラクターたかくま巡査どんや、「闇詐欺ゼロの刻」と書いたオリジナルビブスを着用した署員、ボランティアが買い物客に呼びかけ、闇バイトに対する関心を高めるとともに、誾バイトに加担させないよう広く地域住民に周知した。


県内でのうそ電話詐欺やSNS型の投資、ロマンス詐欺の被害件数は、今年1月には去年より15件多い35件となり、被害額では約1億7300万円にのぼっているが、闇バイトによる県内での犯罪の報告は、これまでのところ確認されていないという。
鹿屋警察署の茗ケ迫典昭刑事官は、「若い人たちには『闇バイトは犯罪』ということを認識してもらい、絶対に闇バイトに手を出すことがないようにしてもらいたい。またSNSで簡単にお金が入るなどのもうけ話には十分注意してほしい」など語っていた。