《戦争と平和 》
特攻隊員の命と向き合う~山本晴美 歌語り「万歳峠」
山本晴美 歌語り「万歳峠」特攻隊員の命と向き合う…が、2026年5月23日、鹿屋航空基地史料館海上自衛隊視聴覚講堂で開催された。
特攻兵として短い命をとじた若者の人生を見つめたドキュメンタリーを歌と語りで表現。
山梨県北杜市若神子にある、戦時中「万歳峠」と呼ばれた場所は、出征する青年たちを見送った場所。
偶然出会った73年前に書かれた一通の遺書は、山梨県より出征し鹿屋基地から飛び立っていった神雷部隊攻撃隊員となった一人の青年の生きた証となった。
その遺書をひもときながらたどり着いたのが鹿屋市、今でも海上自衛隊鹿屋航空基地があり、戦時中、ここから日本で一番多くの特攻隊員たちが飛び立った場所でもある。
1945年5月11日、早朝5時56分、長澤政信さんの操縦する一式陸攻は藤田幸保さんの乗った桜花を吊り下げ離陸した。
歌語り「万歳峠」は、その時代に生まれ、特攻兵として若く短い命をとじた若者たちの「人生」を見つめた話。
山本さんは、山梨県で音楽教室を主宰。複数の小学校等で合唱指導、リトミックなどオリジナルプログラムによる音楽の授業に携わっている。
「今を生きる」をテーマに、作詞・作曲・脚本を手がけ、「戦争」をモチーフに伝える『歌語り』を創作。
歌と語りと映像で1945年に誘うタイムスリップライブとして発信。学校や一般研修会、イベントで、年齢を問わない平和学習コンサートとして開催され、ドキュメンタリー番組やニュースとして多くのメディアに取り上げられている。
この日は、その長澤さんと藤田さんが鹿屋基地から飛び立っていくまでのストーリーを、唄と演奏、音と映像、心に響く語りで表現。
「ただ君のため」と命をかけて先人たちが残してくれた平和な時…彼らは「今」のこの時代を喜んでくれているでしょうか?…と問いかけた。
会場には、中高校生も含め老若男女が、熱心に物語に聴き入っていた。
山本さんは、この作品の他、戦後の広島を原爆孤児として生きてきた一人のおじさんの半生を描いた作品「広島~すずめ~ あの日からずっとひとりじゃけぇ」も上演。
2018年8月6日、NHK広島放送局開局90年の「原爆の日ラジオ特集」で約55分の番組となるほかの幅広い活動も続けている。
歌語りが終わり「(戦争や平和ということについて)こういった伝え方もあるということと。また知っている、あるいは知っているつもりという戦争や特攻をもう1回、こういった形で学び直す機会になって欲しいと続けています。
山梨では、20年近く歌語りを続け、子どもたちにも学校で聴いてもらっています。
鹿屋での公演も続けていますが、ぜひ、学校を通じて等子どもたちにも聴いてもらいたい」など話していた。

















































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