《医療・福祉 》
ゆいまーる音楽療法楽しく 吾平町のしんみょうず内科で
ゆいまーる音楽療法が、令和7年1月29日、鹿屋市吾平町の新名主医院(新名主宏一院長)で開催され、キーボードと三味線の演奏に合わせ、集まった約40人が、演歌や童謡、民謡などを大きな声で歌い、よさこい鳴子でリズムをとり楽しみながら参加していた。
写真=よさこい鳴子を鳴らしながら楽しく
これは、生活支援コーディネーターの玉利真実さんによる包括支援センターの出前講座として開催されたもの。
新名主院長があいさつしたあと、玉利さんが、「音楽療法とは、音楽を活用して心身を活性化させるリハビリテーションの一つで認知症予防や健康維持に有効であると言われています。音楽療法では、音や音楽を聴くこと、感じることでリラクゼーションをはかる受動的音楽療法と、歌う、身体を動かす、語り合う、楽器を演奏する能動的音楽療法があり、今日は懐かしい曲を思い出しながら、みんなで元気に歌いましょう。思い出すのもリハビリの一つです」など説明。
写真=花にまつわる歌も
キーボード演奏で、冬の夜、冬景色、たき火、さざんかの宿など季節に合った歌。花の名前のついた歌も歌い、鹿児島おはら節からは三味線の演奏でリズムよく歌い、民謡の歌が続きよさこい鳴子を鳴らしながら合いの手を大声で入れるなど、日ごろのストレスを発散した。
全部で12曲を歌いあげ、参加した70代女性は、「歌詞カードだけ見ても思い出さない歌も、歌い出すと、あーこの曲だった…と思い出し、それが懐かしく楽しく歌えました。
70代男性は「これだけの曲を歌ったのは久しぶり、いや初めてだったかもしれない。とても元気が出た」と喜んでいた。
同医院では、2階がサロンになっており、年間を通していろんな講座が行われており、「ぜひ、おいでになってください…」と、呼び掛けている。
しんみょうず内科・脳神経内科
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