2024年10月16日 19時37分
《地域づくり 》
もち米は鉤ひき祭りで紅白もち奉納 上高隈地区で稲刈り
鹿屋市上高隈地区で、稲刈り行事が、令和6年10月12日、高隈こども園近くの田んぼで開催された。
高隈地区コミュ二ティ協議会では、地区内の耕作放棄地の解消を目的に、笠野原台地の休耕畑や高隈川沿いの休耕田の調査、耕作の可能性について調査を行い、28年度から、うるち米・モチ米を作付けする活動を続けてきた。
今年も、高隈小校区にある休耕田を活用し、6月10日に「お田植え行事」が行われた。
この日は、高隈中学校の生徒、高隈小学校の児童が鎌を使って稲を刈り取り、社会福祉法人高隈福祉会認定こども園大黒保育園の園児が刈り取った稲を運ぶ作業を元気よく手伝った。
昨年の収穫量は、普通米もみ25・5俵、もち米もみ2・5俵。
この日収穫された米は、一般・ツアー・祭りなどで販売やコミュ協の行事等に活用予定。
もち米は、毎年2月の第3日曜日(来年2月16日)に中津神社で行われる「鉤ひき祭り」に紅白もちとして奉納される。