2025年01月18日 18時03分

《教育・社会 》

韓国の徳成女子大学生が祓川小子どもと交流~カピック

 鹿児島県アジア太平洋農村研修センター(カピック) に訪れている韓国・台湾大学の日本語・日本文化研修が、令和7年1月8日から県内でスタートしており、14日には韓国の徳成女子大学校の学生が鹿屋入りし、祓川小学校の子どもたちと交流を持った。

写真=祓川伝統の棒踊りを披露

 カピックセンターでは、海外学生の日本語・日本文化研修の-環として今回、韓国と台湾の学生を受け入れており、韓国の徳成女子大学の19人が8日に鹿児島入りし、沈壽官窯見学やイオンモール、茶道体験、ふれあい実践会話準備交流会、ホームスティ対面式&懇親会を経、14日には鹿屋市の祓川小学校生徒との交流を行ったもので、その後、民族館見学や着付け体験なども行った。

写真=韓国についてのクイズに答える生徒

 この日は、同校体育館で交流会。祓川小全校生徒47人が、歌、believeを披露、6年生がスライドを使って、学習してきたいことを生かして学校の紹介。

写真=いっしょにゲームを楽しむ

 韓国の女生徒からは、徳成女子大学について、韓国の観光地や言葉、食べ物などの紹介を行い、3問のクイズをだし、当てた生徒にはプレゼント。
 また、生徒たちと一緒にゲームを楽しんで、交流を持った。

 徳成女子大学国際通商学科のキム・ウイビさん(21)は、「今回の交流を通して、日本語と日本の国、文化を学んでいきたいし、子どもたちも韓国のことをもっと学んでほしい」。
 
 祓川小の永吉楓君(6年)は「楽しかった。韓国の料理や遊びとかを体験し、韓国に行きたいなあと思ったし、だんだん韓国のことが好きになりました」
 末吉竜誠君(6年)は「韓国について言葉や遊び、文化などいろんなことが学べてよかった」などと感想を述べていた。

写真=生徒がダンスを披露し拍手

 なおカピックセンターでは、徳成女子大学のほか、韓国の群山大学と屏東大学が20日まで、台湾の逢甲大学が25日まで、それぞれ着付け、日本料理、華道、茶道、書道、ゴッタン体験など日本文化体験を学び、地域との交流を楽しむ。

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