《選挙 》
東靖弘町長が次期大崎町長選に出馬しないことを表明
令和7年6月大崎町議会定例会は、6月18日再開され、一般質問に答える形で東靖弘町長(81)が、今年12月20日任期満了となる大崎町長選に出馬しないことを表明した。

写真=一般質問の中で7期目の町長選不出馬を表明する東町長
東氏は、昭和40年7月に大崎町役場入庁、平成7年4月福祉課課長、平成9年4月 総務課課長、平成11年1月大崎町助役(現:副町長)就任。
平成13年12月に大崎町町長就任し現在6期目で、あと半年の任期を残し、勇退を表明。
4期目以降、平成25年、29年、令和3年の6期目までの選挙では3期連続無投票当選し、7期目の去就が注目されていた。
18日は、中倉広文議員が 次期町長選挙についての所見を問う…と質問。

東町長は「平成13年12月21日、第20代大崎町長に就任しました。57歳の時でした。あれから24年の歳月が経過し、この6月、私は81歳になりました。
この24年間、健康であることを常に心がけ、早朝のウオーキングに努め、比較的健康で農林水産業や商工業等の振興、子育てや教育環境の充実、高齢者や障がい者の保健福祉増進、移住定住対策、ふるさと納税の推進など、多岐に渡る業務を遂行し、一定の成果を上げることが出来たような気がします。
これもひとえに町民の皆様のご支援、ご協力、議案審議などにおいて切磋琢磨して議論を交わし、住民福祉の増進にご尽力いただいた議会の皆様、財源が乏しい時代、厳しい行財政改革を行い、信頼と絆、共生協働の活力あるまちづくりを目指し、多岐にわたる行政瀬策の推進に積極的に取り組み、私を支えてくれた職員のおかげであり、心からお礼申し上げます。
次期町長選挙についての所見を問うものでありますが、令和3年12月21日にスタートした6期目の任期も残すところ6か月になってきました。
6期目半ばごろから、出処進退わが身の振り方を考え、長年にわたって町政に携わってきたことから、まだまだやれるという自負心、一方では80歳代になり、健康を過信してはならないと自らを戒めるなど自問自答してきました。
結論として次期町長選には出馬しないことを決意しました」などと述べ、勇退を表明した。
新人同士の3つ巴の戦いか…
なお、4月には現町議会議員の草原正和氏が出馬を表明しており、また元町職員や現職県議も出馬の準備を進めていることから、3つ巴の戦いになるのでは…と、その去就が注目されている。