《空家再生 》
岩元邸利活用・リノベーション、商店街活性を
鹿屋空き家活用プロジェクト令和7年度総会
鹿屋空き家活用プロジェクト(久木田弘会長)の令和7年度総会が、令和7年4月28日、鹿屋市本町の岩元邸で開催された。
同プロジェクトは、築102年を超える歴史的建造物・岩元邸を利活用し、鹿屋市本町や商店街に古き良き時代の面影を残すにぎわいの場を創出することを目的としている。
この日は、大隅地域振興局や鹿屋市職員らも出席し、久木田会長があいさつのあと、設立趣旨・経過、令和6年度活動報告と収支決算報告。令和7年度活動方針や収支予算が決められ、久木田会長ら役員が再任され、新たに3部長が選任された。

活動の拠点となっている岩元邸は、街の記憶や文化を現代に伝える貴重な地域資産で、歴史と現代が融合する新たなにぎわいを創出し、豊かな文化的遺産を次世代へと継承するため、地域とともに活動している。
主な事業内容は次の通り。
▽岩元邸の歴史的価値の保存・活用による市街地のにぎわい創出
▽地元商店街・町内会との連携による経済・文化の活性化
▽イベント、ワークショップ、展示などを通じた交流促進
▽多様なプログラム提供によるコミュニティ強化
▽岩元邸を中心とした観光推進と地域の魅力発信
▽その他、目的達成に必要な事業

令和7年度活動方針では、維持補修・資金調達計画や、組織体制及び運営の強化のため新たに会員制度を設け、正会員(議決権あり) や、協力団体会員(団体として協力) サポーター会員(個人で協力)、部長を選任し、役割分担及び運営体制の強化を図る。
2か月ごとに検討会、研修会及び交流会を開催し、地域及び関係機関との連携を深める…などが決められた。
なお、プロジェクトロードマップとして、第1フェーズ:周知・利用を現在実施中で、第2フェーズとして施設整備・活用 、今後の第3フェーズでは、利活用・リノベーションを行うことが確認された。
なお新たに次の部長が決められた。
富美保子、吉福智美、川筋順也

また、同プロジェクトでは、寄付金を募集している。
鹿屋空き家活用プロジェクト事務局
ホームページ https://k-akiya-project.jimdosite.com/ メール:k.akiya.project@gmail.com
事務局:鹿屋本町一番商店街振興組合 0994-43-4374
なお、総会前週の日曜、4月20日には、プロジェクト会員らで清掃も行われた。



