《農林水産 》
しぶし「うなぎのぼり」が庁舎前広場で一大産地PR
しぶし「うなぎのぼり」掲揚式が、令和7年7月3日、志布志市役所志布志庁舎2階玄関前広場で開催され、関係者らが集まり、うなぎの産地としての志布志市を紹介。国旗、市旗の横にうなぎのぼりが掲揚された。


写真=下平市長があいさつ
産地としての紹介は次の通り。
志布志市は、霧島山系の良質な地下水と温暖な気候に恵まれ、鰻の養殖に最適な環境として、多くの養鰻場があります。
令和5年漁業・養殖聿生産統計によりますと、鹿児島県の養鰻生産量は全国の約43% (約7852トン)を占め、全国1位です。
特に、大隅半島では養鰻が盛んに行われており、県内生産量の約4割(約3,063トン)が、この志布志市にて養殖された鰻であり、まさに、全国でも有数の鰻の産地です。
令和6年は、34年ぶりにシラスウナギの漁獲量が県で2000㌔を超え、さらに鰻の生産立増加が期待されます。
また、志布志港に立地する飼料工場でも、養鰻用飼料が製造されるなど、志布志市は、鰻の養殖環境に恵まれた場所です。

写真=楠田大隅地区養鰻漁業組合理事があいさつ
この日は次の参加者が紹介された。
有明淡水株式会社の久徳浩代表取締役社長
有限会社伊﨑田養魚場の大廻幸市代表取締役
大楠鰻株式会社の楠田利浩代表取締役
楠田淡水株式会社の楠田和也代表取締役
株式会社日鰻の田畑哲郎経営推進役、管理課の園田真理氏
有限会社柳沢養鰻の柳澤洋代表取締役
山田水産株式会社の増田洋亮鰻営業部
志布志市の下平晴行市長、溝口猛副市長、木村勝志みなと振興課長、大迫秀治シテイセールス課長

下平市長と楠田利浩社長により、うなぎのぼり掲揚があり、下平市長と、養鰻事業者代表の楠田利浩大隅地区養鰻漁業協同組合理事が「良質で美味しいうなぎを、消費者の皆様へお届けするために、日々、水温や水流など環境に気を配りながら早朝と夕方に餌やりをし育てています。
うなぎを食べる文化は、まさに日本文化の一つであり、この文化を未来へ継承していくためにも、このうなぎのぼりの掲揚をきっかけに官民連携してうなぎの産地としての志布志市をPRしていきたい」などあいさつ。
うなぎのぼりをバックに記念撮影が行われ、庁舎に訪れた市民らが早速、珍しそうにスマホで写真を撮っていた。

