《教育・社会 》
雨の日も大丈夫 全天候型室内遊具 るぴらんどGオープン
全天候型室内遊具施設整備事業「るぴらんど」グランドオープン記念式典が、令和7年10月10日(金) 、東串良町柏原の農村環境改善センター内の同施設で行われた。


同施設のある柏原海岸周辺は、キャンプ場やドームハウス等のアウトドア施設が整備され、また11月8・9日には、同町でアウトサイドフェスティバルが開催されるなど、野外でのイベントや施設は整備されているが、雨天時にファミリーが集える場所の充実が求められていた。
そこで昨年度から同センター内に全天候型室内遊具を整備。今年度は、CLIMBING WALLやディノハウスなどを整備した。

写真=宮原町長が式辞

この日は、園児によるオープニングセレモニーがあり、大園保広副町長が開会のあいさつ、宮原順東串良町長が式辞、田之畑稔町議会議長、大隅地域振興局の坂脇健一局長が来賓祝辞。
施設概要等説明があり、愛称認定者の松元なぎ子さん(松元幸乃さん代理)に認定証・と副賞が贈呈された。
テープカットがあり、式典終了後は、施設見学及び園児による体験があり、早速遊具を使って体を動かし、楽しんでいた。

写真=愛称認定者の松元なぎ子さん(松元幸乃さん代理)に認定証・と副賞
全天候型室内遊具施設整備にあたる背景は次の通り。
柏原地区内には、ふれあいの森キャンプ場や円山公園があり、平成29年度から観光スポットとしての魅力向上を図るべく、年次的に整備を行っています。
令和3年度からは、ふれあいの森キャンプ場に隣接する町有林内に宿泊施設としてドームハウス6棟を整備し、これらを当該キャンプ場のシンボルとして誘客の増加を図っています。
円山公園内には屋外の遊具施設がありますが、近年の異常気象により、屋外で遊ぶ時間は控える傾向にあり、荒天等により宿泊棟に滞在しても屋外でのアクティビティを楽しめないケースもあり、充実した観光施設とするため全天候型室内遊具施設の設置を計画しました。
また、既設の農村環境改善センターのホール内に設置することで、現在利用率の低い公共施設の有効利用を図り、子育て中の親子に加え、幅広い世代の方々が交流するきっかけとなり、地域のコミュニケーションハブとして地域の活性化が見込まれます。

令和7年度導入の施設
2歳から6歳 CLIMBING WALL、Bブロックリアムギリック、Bプロックアクティブセット
3歳から4歳 ソフト太鼓橋
3歳から6歳 ディノハウス、UKABI (インクルーシブ遊具)、Bプロックロードビルディンク・Bプロックベース、Bプレイラック
※インクルーシブ遊具は、障害の有無に関わらず、一緒になって遊ぶことができる遊具
なお、令和6年度導入施設は次の通り。
0歳から3歳 かまくら・ミニ滑り台、クリエイティブキューブ
3歳から6歳 ディノラダー(雲梯)、YURAGI (インクルーシブ遊具)、KOMORI (インク丿レーシブ遊具)・
3歳から9歳 エアーランドディノワールト・エアーランド滑り台
事業費は、令和6年度が1265万円(令和6年度地域振興推進事業6273万円)、令和7年度が、1397万円(令和7年度地域振興推進事業687万5000円)。
なお、10月13日(月・祝)10:0~15:00に、るぴらんどリニューアルオープン、ひっくら親子スポフェスが開催される。