2023年11月02日 17時38分
《エコ 》
自分たちで染色した布使い、衣装に仕立てランウェイ歩く
ばら園でエコファッションショー
かのやばら祭り2023秋開催中のかのやばら園で10月28日、鹿屋女子高等学校の1から3年生の生徒が午前10時からと午後1時からの2回、エコファッションショーを開催した。
衣装は自分たちで染色した布を使い、衣装に仕立てたもの。楽しそうに笑顔でランウェイ(ファッションショーの花道)を歩いて披露した。
鹿屋女子高は鹿屋市立で大隅半島唯一の女子校で普通科、情報ビジネス科、生活科学科の3学科のある高等学校。
ファッションショーは初めての企画で、かのやばら園のバラを使って染色した生地を使った衣装を使うことから、ばら園で開催することになった。
ショーは前半と後半の2部構成。
前半はファッション、造形基礎、服飾、手芸が中心。服を作る時は、あまり布を出さないように工夫して裁断している。少しのあまり布を使ってエプロンや蜜?ラップを作り、ゴミにしないように工夫している。
蜜蝋ラップは、プラスチックラップの代わりに天然素材を使ったラップで、エコなキッチンアイテムとして注目されている。同校では粒状の蜜蝋と裁断端切れの布を使って作っている。
後半は、かのやばら園の開花後のバラの花、葉、茎を使って染色した布を使い、浴衣、ワンピースなどに仕立てた。
顧問の西濵美代子先生は、「生徒が3年間染色研究成果を、ばら祭り秋で始めてエコファッションショーとして披露しました。」と話した。