《雑草(コラム) 》
軍産複合体は死語なのか? ショックドクトリンは…
昼間、取材の合間で、毎日の食事等の買い物にも行っていて、ほうぼう回るので、いろんなお店に行っては、値段を見ながら物価がどうなっているのか、結構敏感になっている。
主婦並みとは言わないが、日曜休日関係なくほぼ毎日外に出ていて、少量ずつ、しかも時間帯によっては、消費期限の短い割引のあるものを買い求めていて、なるべく早いうちに食べるようにしている。
割引のあるもの…と言うが、ここまで物価高が続くと割引感も薄い。
物価について少し調べてみると、コロナ禍での移動制限や物流の混乱があり物価が上昇。
そして2022年2月、ロシアがウクライナ侵攻を始め、重要な穀倉地帯からの物流が途切れ、急激に原材料価格が高騰。
小麦や大豆などの原材料価格上昇だけでなく、その当時から原油や天然ガスも問題視されていて、2024年度平均の輸入物価指数では、日本が輸入している原材料のうち「石油・石炭・天然ガス」は、2020年を100とすると175.8、4年で約1.8倍上昇しているという。
乳製品やお菓子、嗜好品などの値上げは、肌感覚で高くなっていると思っていたが、石油等も1.8倍。
食材を物色しながらも考えること…
さらに、今年2月のイスラエルと米国のイラン攻撃で、もう先行きが予測できない悪い意味での青天井、ナフサを考えると、医療や建設、農漁業などにも大きな影響が出てくると聞く。
ただ、ここ数日のニュースを見聞きして、どうも長期化は避けられない様子であり、まこと庶民感覚で申し訳ないが、スーパー等の棚から商品によっては、品物が並べられなくなることになる…そんなことも考えながら買い物かごをもって食材を物色している。
にも拘わらず、新聞やテレビ、ネットの情報では、刻一刻と目まぐるしく変わるトランプ大統領の一挙一動、これに対するイランの対応に振り回されている様が報道されているが、国際社会は無力に等しいのか。
世界中が麻痺しそのるつぼにはまっているのか…
それぞれの戦闘や被害の様子も伝えられている中で、全く違う視点からで申し訳ないが、歴史を振り返ると、戦後日本にとって朝鮮戦争特需で復興への足掛かりがあった。
そしてベトナム戦争で大量に爆弾が落とされ、枯葉剤などの使用で、人を殺すための武器そのもの製造に対して、その当時、世論による強い批判があった記憶がある。
また、米国アイゼンハワー大統領の退任演説では、軍産協同体に関しての強い懸念が指摘された。
軍需産業と国防総省、議会が形成する経済的・軍事的・政治的な連合体に対しての批判も強かった。
しかし今はどうなっているのだろう。
これだけ戦争が長びいて、無尽蔵とまでは言わない、一部報道では爆弾が枯渇しているという情報もあるが、米軍がイランに投下した超巨大バンカーバスターは1発5億円、短期間での作戦費用は23兆円超えという情報もある。
まだまだ戦争は続きそうであり、そして次に思い出す言葉は、ショックドクトリン。
惨事便乗型資本主義とも言われ、政変や戦争、災害などの危機的状態につけこんで、人々がショック状態や茫然自失状態から自分を取り戻し復興させる前に、過激なまでの市場原理主義を導入し、経済改革や利益追求に猛進してきたこの社会。
ロシアとウクライナも含め、これまでで最たる社会を私たちは生きているのだろうか。
世界中が麻痺し、まさにそのるつぼにはまっている。
トランプ大統領の一挙一動、イランの対応が、毎日のように報道される間に、その裏で魑魅魍魎の世界が大きく蠢いているのか。
ここでこうして書いたとしても、どれだけの意味があるのか分からない、終わりそうもない戦争の別の側面、その中で出来ることも無いのかもしれないが、青臭く平和を伝える何かにつながればいい、そんな思いで…(米永20260415)
















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