2024年11月27日 11時35分

《四季の話題 》

錦江町旗山神社大イチョウ 3日間のライトアップ

 錦江町城元の旗山神社境内のイチョウの大木2本が、ライトアップされた。

 旗山神社は錦江町城元にある神社で。兵道家野村氏の伝えによれば、島津家九代忠国公の時、肥後国志目岐岳より良竹を当社辺の山に移植し、代々の旗竿山として、旗山大明神を勧請したという。義弘公の朝鮮出兵の際にもこの山竹を旗竿に用いられた。と伝承されている。

 広い境内にはイチョウの大木が2本あり、紅葉の見頃には少々早い。
一昨年から始まったイチョウライトアップは、今年は11月22日から24日までの3日間あった。境内の鳥居、仁王像、階段、拝殿などがライトアップされ、境内はいつもと違った幻想的な世界に3日間だけ彩られた。

 23日には音楽会がイチョウの下で開催され、地区の人々約50人が鑑賞した。特別にイチョウの下をライトアップし、フルートの音が山々に響き渡った。
 神社のイチョウは紅葉が始まったばかりで、色づきは今から。主催した地区の振興会の話しでは「日程が決まっており、早かったが日程通りに実施した」とのこと。

 昨年は12月だったが紅葉には少々早かったので、来年はもっと状況を見て日程は決めて欲しいものだ。

 イチョウは落葉性の高木で、葉は秋に黄色く色づき美しい。街路樹や公園によく植えられている。この木は燃えにくいため火災に強く、寺院や神社の境内にも多く植えられている。

 今年は異常気象で紅葉せずに葉が落ちてしまうようで、どこの紅葉も今年は見応えがない。

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