《商工業 》
16事業所60人が新たなスタート 鹿屋市中小企業合同入社式
令和7年度鹿屋市中小企業合同入社式が、令和7年4月8日、鹿屋商工会議所会館で開催され、16事業所60名が新たな人生のスタートを切った。
共催 鹿屋商工会議所・鹿屋市
後援 鹿屋労働基準監督署・鹿屋公共職業安定所
主管 鹿屋商工会議所 労働福祉委員会
鹿屋商工会議所の新屋浩一会頭が「昨今の社会情勢は、大きな変革の時を迎え、AIやデジタル技術の進化により、働き方や経済の在り方は急速に変化しております。
しかし、そのような時代だからこそ、地域経済を支える中小企業の存在はますます重要性を増しております。
鹿屋市においても、農畜産業をはじめとする基幹産業や、地元企業の皆様が長年にわたり培ってこられたものづくりやサービスは、地域の発展を支える原動力となっています。

写真=新屋会頭が、未来を切り拓く貴重な原動力に…などあいさつ
皆様がこれから歩まれる職場は、まさにその一翼を担う存在です。
一人ひとりが職務に誇りを持ち、地道な努力と挑戦を重ねていくことが、企業の成長はもとより、鹿屋市全体の活力へとつながってまいります。
新たな視点と柔軟な発想を持つ皆様の力は、これからの鹿屋市と中小企業の未来を切り拓く貴重な原動力となることでしょう。
我々も社会人の先輩として、皆様が安心して働き、確実に成長できるよう、力を尽くしてまいります。
皆様の情熱と意欲が、企業に新たな風を吹き込み、鹿屋市と中小企業の持続的な発展を力強く牽引していくことを心より期待しております。
社会人として新たな一歩を踏み出された皆様が、これからの長い人生、健康で充実した日々を送られますよう」とあいさつ。
祝辞として、中西茂鹿屋市長、上村一高鹿屋労働基準監督署署長、東省吾鹿屋公共職業安定所所長が、 激励のことばを述べた。

写真=新入社員の㈱宇都電設、佐々木さんが決意表明
新入社員の株式会社宇都電設の佐々木脩斗さんが「現在、原材料価格や物価の高騰、人手不足、後継者不足など、企業が抱える課題は数多くあると言われております。
このような状況の中、私たちが諸先輩方のように活躍していけるかと不安もございますが、皆様方の暖かいご指導・ご鞭撻(べんたつ)により、いかなる困難にも打ち勝ち、もてる力を存分に発揮出来るよう取り組んで参ります。
まだまだ未熟な私たちではありますが、今まで私達を支えて下さった恩師・友人・家族への感謝の気持ちと、本日の感動を忘れることなく、社会の一員として、企業はもとより地域社会に貢献出来るよう努力してゆくことを誓います」など決意表明を述べ、各職場での新たな一歩を踏み出した。