《鹿屋経済同友クラブ 》
持続可能な経済成長と社会発展に貢献するために活動を
鹿屋経済同友クラブの令和7年度通常総会
鹿屋経済同友クラブ(天野純一会長)の令和7年度通常総会が、令和7年6月3日、かのやグランドホテルで開催され、令和6年度事業報告並びに収支決算(会計監査報告)、令和7年度事業計画、収支予算が決められ、錦江湾横断道路建設促進活動などの報告もあり、総会終了後、懇親会が開催され、会員同士の親睦と来賓との情報交換が行われた。

写真=天野会長があいさつ
天野会長が「経済・社会環境が目まぐるしく変化する中、当クラブは企業経営者の立場から、持続可能な経済成長と社会発展に貢献するために活動を続けております。
このような中、1月19日に南栄リース桜島アリーナ(桜島体育館)にて「錦江湾横断道路建設推進総決起大会」の開催、3月23日には「都城志布志道路」の全面開通と非常に喜ばしい出来事がございました。
現在、日本経済は構造的な課題に直面しております。関税問題、少子高齢化、デジタル化の進展、環境問題、さらには地政学リスクの高まりなど、企業経営においても新たな対応が求められています。このような状況において、我々経営者が果たすべき役割はますます重要となっております。

当クラブは、自由な議論を通じて新たな提言を生み出し、政府・産業界・社会全体に向けた発信を行う場でもあります。本ロは、これまでの活動を振り返るとともに、未来に向けたビジョンを共有し、持続可能な経済成長を実現するための方策を議論してまいりたいと思います。
31日の森山先生の国政報告会では、錦江湾横断道路についてもお話しいただいた。今後も当クラブが、会員同士の新たな出会いと感動を生み、ともに明るい未来を築いて、活動の意義と役割の理解促進に大いに役立る機会になりますよう」などあいさつ。

写真=錦江湾横断道路推進協議会の久保薗会長が活動報告
議事に入り、令和6年度収支決算、監査報告、令和7年度事業計画、令和7年度事業日程、令和7年度収支予算が決められた。
令和7年度事業計画は、次の通り。
鹿屋・大隅における経済人は、本クラブの名のもとに結集し大局的な見地から、大隅半島の地域経済発展のために、産官学及び関係団体と強力な連携をはかり、商工業並びに農林漁業の発展と会員の生活向上を推進する。
重点運動目標
(1)基幹都市としての交通体系の確立
(イ)錦江湾横断交通ネットワーク(桜島架橋)の建設促進
(ロ)東九州自動車道志布志IC~奈留IC間および南郷IC~日南IC間の早期完成、奈留IC~南郷IC間の事業化に伴う早期着工
(ハ)大隅縦貫道笠之原IC以南の整備促進
(ニ)大隅横断道(垂水~鹿屋串良JCT)の早期実現
(ホ)国道504号線の整備促進
(ヘ)国道220号線古江バイパス(白水工区)の早期完成
(ト)鹿屋港の利用促進と種子島・屋久島地域との関係強化
このほか、観光資源の開発促進、大隅加工技術研究センターの利活用促進と鹿屋串良JCT付近の工業団地の建設
大隅半島の食料供給基地の確立及び農商工連携・6次産業化の推進ほか。

写真=来賓の森山裕衆議院議員、船迫秘書が来賓あいさつ
錦江湾横断道路推進協議会の久保薗東一会長が、令和6年度の活動報告や、鹿児島市、桜島町、垂水市のそれぞれの協議会等の活動、錦江湾横断道路推進連携協議会が設立されたこと。
早期実現に向け桜島アリーナで総決起大会が開催され、令和7年度も鹿児島市民への認知度を高めていくためにさらなる活動を…など述べ総会を終了。
総会終了後、懇親会が開かれ、天野会長があいさつ。
来賓の森山裕衆議院議員の船迫作章秘書が、祝辞を述べ、懇親の場へと入った。
6/15 センテラス天文館前で錦江湾横断道路署名活動
なお、錦江湾横断道路推進協議会では、令和7年6月15日(日)13:30~15:00、鹿児島市千日町のセンテラス天文館前で、「錦江湾横断道路署名活動」を行う。
支援、協力を呼び掛けている。