2026年06月11日 15時56分
《伝統 》
400年以上続く垂水市柊原地区の郷土伝統行事「おろごめ」
400年以上続く垂水市柊原地区の郷土伝統行事「おろごめ」が、令和8年6月6日早朝から柊原地区公民館およびその砂浜で開催された。
おろごめとは、藩政時代に武士が野生の子馬を「おろ」と呼ばれる囲いの中に追い込む行事が子供たちに受け継がれたもので、400年以上続く伝統行事。
この日、子どもたちは午前3時30分に集まり、たいまつ、のぼり旗を持ちながら裏山の上野台地を登り安全祈願を行った。
午前5時過ぎから海岸へ移動し、砂浜を掘って作られた砂の囲い「おろ」の中で、柊原小学校の小学6年生が親頭役となり、子頭役のほかの子供たちを「おろ」から引きずり出す激しい戦いを縲り広げた。
今年は、6年生の男児1名ということもあり、5年生の男児4名にも親頭になってもらい、6年生男児1、女児4、5年生男児4、計9人の親頭役が、逃げ回ったり抵抗をする小頭役を「おろ」から引きずり出した。
当初は7日日曜日に開催される予定だったが、大雨が予想されたため前日の6日に開催された。
この伝統行事は、平成22年までは同海岸では数か所で行われ、多い時には各集落、各部落で10か所以上であったという。
柊原子ども育成会の柳田紘和会長は「私たちの子どものときは、海岸の3か所で行っていて、海岸の向こうに隣のおろが見えていました」と語り、今は1ヶ所だが、柊原小学校も複式学級になっており、統合される方向で話が進められているという。
「学校がもしなくなったとしても、この伝統行事は地域の中で続けていってもらいたいし、続けていきたい」など話していた。


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