《食・物産 》
立派な野菜出来たよ! 鹿屋市で市民ふれあい農園収穫祭
市民ふれあい農園における収穫祭が、令和7年2月1日、鹿屋市下祓川町の同農園で行われた。


同農園は、野菜等の栽培を通じて、農業に対する理解や食への感謝を深め、余暇の楽しみや健康づくりを目的として開設。
市民に募集をかけ、農家による指導を2か月に1回受けて、現在一般区画27、親子区画18の45区画で市民が野菜作りに励んでいる。


この日は、管理者である平岡農園による栽培指導の後、市民農園で獲れた食材や、平岡農園が栽培した鹿屋産の野菜をふんだんに使った味噌汁やおひたし、サラダ、おにぎり、焼き芋など皆で作り食事会

このふれあい農園は今年で16年目、最初から参加している加治木恵さんは、年間10種類ほど、プロ顔負けの野菜を栽培。
今年から参加した東原の家族は、さつまいも、サトイモ、玉ねぎ、なすび、落花生を作り、「さつまいもは出来たけど、たい肥の入れすぎと言われ、なすびは初めてにしては大きく育ちました。
落花生は収穫のタイミングがずれたけどきれいな実が入っていて、塩ゆでだっきしょは美味しく、これからだっきしょ豆腐にチャレンジします」と語っていた。

指導を続けている竹ノ内勇さんは、「皆さんが一生懸命つくり、見ての通りきれいな野菜が出来ました。この農園は、専門の方々が作るのとは違い、ほとんどが素人。プロの農家は売るのが目的ですが、自分たちで食べる野菜ですので目的が全く違い、いいものの基準が違う。
楽しく作って食卓に持って帰って美味しく食べてもらう、農薬とかもなるべく使わないで、ただ、何回も同じ場所で作るので無肥料とかでは難しく、そうしたことをお教えしてます。
ただ種をまいて、苗を植えただけで勝手に育っていくと思っている方もいらっしゃるが管理が必要。そうしたことを楽しく体験してもらっています」など話していた。

市民ふれあい農園 鹿屋市HP