2025年07月07日 05時58分

《地域づくり 》

高隈地区コミュニティ協議会が設立10周年祝い感謝伝える

 鹿屋市の高隈地区コミュニティ協議会設立10周年を祝う会が、令和7年7月3日、鹿屋市上高隈のたかくま石蔵館で開催された。

 同協議会は、平成27年7月3日に設立してから、今年7月3日に設立してから10周年を迎えることになり、祝う会の開催となったもの。

写真=浜田会長があいさつ

 設立から今日までお世話になった人たち、関係機関、法人、協議会員、地元関係者らが集い、協議会の活動拠点であるたかくま石蔵館に集まってもらってこれまでの労をねぎらい、感謝の意を伝えた。

 この日は、祝う会の開始前に高隈ジャンベスクールによるジャンべ演奏があり、浜田保会長が、4つの各部会の活動、空き倉庫になっていた石蔵を整備し活用した活動など10年の歴史や振り返りあいさつ。

写真=池田志保子理事長へ感謝状贈呈

 高齢者等の買い物支援を行うドライブサロンを支援している社会福祉法人恵仁会の池田志保子理事長に感謝状が贈呈された。

 中西茂鹿屋市長らの来賓祝辞、森山裕衆議院議員のメッセージが披露された。


 東川龍太郎氏の乾杯の音頭で懇親会に入り、10年間の苦労や会の結束などに話の花が咲いて、踊りが披露され皆で盛り上がるなど今後のさらなる活動を誓い合っていた。

写真=東川龍太郎氏の乾杯の音頭で祝宴へ

 同協議会は、鉤引き祭りやレイクサイドフェスの実施、コミュニティ田んぼでの米作り、地域資源を活かしたツアーやお弁当作りなど様々な活動を実施。

 鹿児島女子短期大学の連携協力協定を締結し地域の課題解決、高隈の食や観光資源を生かした関係人口増の活動など様々な取り組みなどが評価され、令和5年度鹿児島県共生・協働の農村(むら)づくり運動「農村集落部門」において表彰。

 また令和5年度豊かなむらづくり全国表彰事業・ディスカバー農山漁村(むら)の宝九州ブロック表彰式で、農林水産大臣賞を受賞。

 さらに令和6年度過疎地域持続的発展優良事例表彰式で、総務大臣賞を受賞するなど、コミュニティ協議会のモデルになる活動を続けてきており、今後のさらなる取り組みが期待されている。

同協議会の主な歩み
平成25年
4月 コミュニティ協議会設立準備委員会設置委員17人
11月 まごころツアー受入れ開始、山菜弁当復刻

27年
5月 まちづくり計画書、実施計画書作成
6月 計画書住民説明会開催 
7月 高隈地区コミュニティ協議会設立:部会員78人 
10月 ドライブサロン事業開始社会福祉法人恵仁会、鹿屋市社会福祉協議会、コミュニティ協議会の三者協定事業
 
28年
6月 休耕田活用子どもたちの体験学習.田植え、稲刈り
8月 鹿児島きもつき農業協同組合と土地建物賃借契約締結(石蔵倉庫、事務所)
12月 元気おこし市場開催

29年
4月 石蔵倉庫と事務所改修に伴う総務省過疎地域等自立活性化交付金内示が鹿屋市長に通知 
8月 臨時総会交付金受入れと石蔵と事務所改修に伴う補正予算、改修計画承認改修工事始まる
10月 石蔵館と事務所改修工事終わる

30年
3月 石蔵館と事務所改修工事終わる
3月 石蔵完成祝いと元気おこし祭り開催
5月 総務大臣政務官小倉将信氏石蔵視察
12月 元気おこし祭り開催

31年
1月 臨時総会,火葬場きもつき苑の指定管理業務について規約予算承認
4月 火葬場きもつき苑指定管業務開始
  
令和元年
 新型コロナウイルス感染で各種事業変更や中止
10月 災害復興祭大隅湖レイクサイドフェステパル

2年
8月 小・中学生ジャンベスクール開始

3年
11月 鹿児島女子短期大学と連携協力協定締結

4年
10月 かぎ引き祭りと大隅湖レイクサイドフェステバルを高隈の二大祭りと位置付け
10月 たかくま里山モニターツアー実施

5年
5月 どろんこソフトバレーポール大会開始
6月 鹿児島県農村づくり運動県知事表彰
11月 市民表彰地方自治部門(鹿屋市長表彰)
12月 豊かなむらづく、り全国表彰.農林水産大臣賞

6年
10月 過疎地域持続的発展優良事例表彰総務大臣賞通常総会・部会員81人

7年
5月 まちづくり部会、事業部会、生活安心部会、スポーツ部会の4部会で地域活動を推進

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