《教育・社会 》
調理師免許取得を目指し入学の生徒 3年問の集大成発表
鹿屋中央高等学校 調理・食物コースが保護者らへ感謝伝える
鹿屋中央高等学校 調理・食物コース 卒業作品展が、令和7年12月12日(金)、同校体育館で開催された。
調理師免許取得を目指し入学した生徒たちが、3年問の集大成として、日本料理、西洋料理、中国料理のテーマから1人1品調理。
保護者・教職員へ感謝の気持ちを伝える場として開催され、今年から内定企業8社も参加、身に付けた知識・技術・創造力の成果を発表した。
調理コース36名のテーマは次の通り。
日本料理=日本の伝統料理
西洋料理=俺たちのスペシャリテ
中国料理=思い出の中華街
食物コース37名のテーマは次の通り。
日本料理=和の大集結
西洋料理=クリスマスパーティ
中国料理=鹿屋まんぶく中華街
この日は、保護者や家族、教職員らが集まる中で、生徒たちが心を込めて作った料理がずらりと並び、まずは写真撮影。
60分の試食では保護者が、まずは自分の子どもが作った自慢の料理を皿に盛り、感慨深そうに口にし、お替わりでは皿から零れ落ちそうにてんこ盛りで、美味しそうに食べていた。
調理コース3年担任の杉之尾拓夢教諭、食物コース3年担任の小迫茉弥教諭がそれぞれ、生徒たちの頑張りや思い出、今後の活躍を期待、励ます言葉が贈られた。
これまでの活動の動画がスクリーンに流され、保護者の中には、目頭を押さえる姿も。
そしてサプライズで、生徒たちから保護者への感謝の花束贈呈があり、涙を流しながら、また笑顔で家族写真に収まっていた。
福岡のラーメン店に就職が内定している伊藤瑠君は、とんこつラーメンを作り「皆が笑顔になれるようなラーメンを作っていきたい」。
パティシエの専門学校に進むことが決まっている園田麻結さんはかすたーどんを作り「ホテルのバイキングでデザートを担当するような仕事に就きたい。あっというまの3年間でしたが、実習とかで、みんなで協力しながら一つの料理を作るのが楽しかった」など抱負や感想を述べていた。
調理科の杉之尾主任は「今回、地元企業の協賛をいただいたり、内定をいただいた企業に参加していただいて、また、より美味しくいただいてもらえるようライブキッチンという形で食べていただき、より充実して開催できた。
卒業生も飲食店就職や進学など含め飲食関係に約半数が進むことになり、これまでの頑張りを糧にそれぞれで活躍してほしい」など語っていた。















































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