《政治・行政 》
2万6千人有余の卒業生輩出 鹿屋農高の創立130周年祝う
県立鹿屋農業高等学校(米森剛校長)創立130周年記念式典が、令和7年11月15日(土)同校で開催され、慰霊祭、講演会、祝賀会も開催された。
亡師亡友慰霊祭が慰霊碑前で神事等が行われ、記念式典では、米森校長が、明治28年に創立、明治、大正、昭和、平成、令和と続いた学校の歴史を交え式辞。
同窓会長の谷口誠一実行委員長が、2万6000人有余の卒業生を輩出、大きな使命を持つ農業の牽引役としての期待を込めあいさつした。
県知事らの来賓祝辞、生徒代表の喜びの言葉、校歌斉唱があり、記念講演が行われた。
講師の山野徹氏は、昭和49年鹿屋農業高校園芸科卒で、全国農業共同組合中央会会長。
演題は「来た道、行く道~過去から学び、未来を創る力~」として、農家の長男として大崎で生まれ、鹿屋農高へは汽車通学、2年からは積善寮生活…などの思い出話。
みかん農家として、また農業改良普及員として県下を巡り、昭和の作れば売れる時代、JA職員、組合長として後継者問題などの課題、自給率38%という現状、時代の大きな変化にどう対応していくか…など話した。
やりがいのある農業、人間力を身につけ、よりよい人間関係、情報を共有できる友人をつくる自分自身の努力を惜しまず、夢を語れる魅力的な人になって欲しい…など後輩たちに伝えた。
記念祝賀会も開催され、感謝状の贈呈などがあった。
校訓は、誠実・敬愛・力行。
"いのち"を育む喜びと"ものづくり"の楽しさを学びます。
同校の歩み
明治28年 県尋常師範学校附属専科農業講習所として創立
昭和12年 現在地(鹿屋市寿)に移転
昭和31年 鹿児島県立鹿屋農業高等学校と改称
昭和44年 自営者養成高等学校として文部省(現文部科学省)より指定
平成23年 校舎耐震工事開始(平成26年に全工程終了)
平成27年 創立120周年記念式典挙行
平成30年 農業クラプ全国大会鹿児島大会事務局
令和2年 現在の6学科(農業科40・農業機械科40・園芸科40・農林環境科40・畜産科40・食と生活科40)に改編(数字は定員)。
教育目標
国及び県の教育施策に則り,文部科学省指定農業経営者育成高等学校として地域の農業、文化、産業及び国際社会の発展に寄与する調和のとれた個性豊かな人材を育成します。














































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