《医療・福祉 》
高山小2年男児がヘアドネーション~市来海惺くん
肝付町の高山小学校2年生男児が、長い髪を切って寄付するヘアドネーションを行うため令和8年5月31日、同町の美容室を訪れ、伸びた髪を短くカットし、寄付を行った。
ヘアドネーションは、小児がんや白血病、脱毛症、事故などで髪を失った人たちの中でも、医療用ウイッグを待ち望んでいる子どもたちが増えてきており、近年、認知度も高まって、奉仕団体が声掛けをし集めたり、老若男女問わず多くの人たちが取り組んでいる寄付行為。
一人の子にウィッグを贈るのに、31㌢以上の長さの髪の毛が必要とされており、この日、同町前田の美容室1-rin(ichirin)を訪れたのは、小学2年の市来海惺くんと、お母さんの久美子さん。
海惺くんはアニメが大好きで、そのキャラクターにあこがれもあって保育園の年中のころから髪を伸ばし続けていた。
ヘアドネーションについては、久美子さんの知り合いで髪を寄付した人がいて、そのことが親子で話題になり、海惺くんも長い髪を大事にしてきた。
保育園年中のころ、ほぼ坊主の状態から約3年かけて今の長さになった。
1年生のころはまだ先生もヘアドネーションに理解があったが、2年生になってから、この夏に水泳が始まることもあって、また30㌢ほど伸びたこともあって髪を切るタイミングだと、先生から言われたという。
久美子さんによると、海惺くんは髪を伸ばしながらも、困っている人がいるんだったら髪の毛を寄付したい、おばあちゃんにも髪をあげたい…などと話しをしていたという。
美容室に来るまでの車中ではおしゃべりをしていたらしいが、いざ美容室に入り、椅子に座るとさすがに緊張して言葉が少なげに。
美容室1-rinの東山崎香央里さんが髪の長さを測り、束ねてカットを始めると神妙な面持ち。
お母さんの優しい言葉で、少しずつ笑顔が戻り、カットされた髪を手に「うれしい」のひとこと。
また伸びたら次も寄付する?の問いかけに頷いていた。
100%人毛で作られたウイッグは、見た目や質感が自然だという。
髪がないことで抱える悩みの解決、社会復帰の支援にも役立つというヘアドネーション。
美容室1-rinを経て、寄付を受ける団体に海惺くんの髪が送られる。












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