《スポーツ 》
大学スポーツを市民が応援~カレッジスポーツデイ
BlueWinds presents.2024カレッジスポーツデイが14日、15日の2日間鹿屋体育大学で行われ市民が大学を訪れ学生スポーツを応援した。
写真=試合の様子
カレッジスポーツデイは、鹿屋体育大学の施設を使用した大学スポーツの試合を行うことで、地域住民が気軽に大学を訪れ、スポーツを「みる」学生を応援し「ささえる」機会を確保し、地域の活性化につなげていくことを目的に開催されている。これまでも野球、サッカー、陸上、バスケット、バレーなどで実施され市民への認知度も拡がりをみせている。
今回は、県大学野球秋季リーグ戦に合わせて行われた。地元4大学の対戦とあって両チームのスタンドには保護者や地域住民が駆けつけ声援を送った。
台風13号の影響で強風の中での開催となった初日、第1試合は鹿屋体育大学と鹿児島大学が対戦。試合は鹿屋体育大学打線が圧倒し初回に相手のミスと長打を絡めて4点、3回には連続安打で6点を入れ10対0で5回コールド勝ちで応援に応えた。
写真=応援する市民
野球のユニホーム姿で応援に来ていた笠之原小学校6年生の東陸斗くんは「お父さんに誘われてきました。大学野球は初めて見たけど、ピッチャーのボールが速いしバッターも凄い」と大学生のプレーに見入っていた。
また、女性同士で観戦に来ていた小野さんと大迫さんは「大学生に知り合いが出るので応援に来ました。カレッジスポーツデイの時は度々きています」と話し応援していた。
配布された応援バルーンを叩いて応援していた60代と70代の女性2人は、普段鹿屋体育大学野球部が食トレで利用する近隣の飲食店「かごしょくおうちごはん」の料理を調理しているという。「学生や監督さんが何度も見に来てというので初めてきました。 普段も元気いっぱいで仲が良いチームだけど、ユニフォーム姿もかっこよくていいですね。応援に来て良かった」と何度も何度も良かったと笑顔で話し応援していた。
強風の影響で予定されていたストラックアウトなどの体験ブースは中止となったものの、子どもから高齢者まで、普段見ることのない大学スポーツを大学施設で実際にみて応援し楽しんでいる様子だった。
同部の谷本主将は「多くの方に見てもらえるのは幸せ。見に行くよと声も掛けて貰えて嬉しい。感謝の気持ちを持って頑張っていきたい」と話した。
次回は9月28日、29日に鹿屋市体育館で女子バレー部の九州大学秋季バレーボール女子一部リーグ大会が予定されている。今年度はなぎなたや水泳などの競技も日程調整中だという。