2025年11月25日 05時21分

《地域づくり 》

豊年と赤ちゃんの健やかな成長願う~垂水市海潟で協和祭

 第45回協和祭が、令和7年11月16日(日)、垂水市海潟の協和地区公民館で行われ、赤ちゃん土俵入りや地区文化祭などで賑わった。

 協和祭りは、協和地区公民館を中心に地区住民が協力して運営。
 「赤ちゃん土俵入り」は、豊年と赤ちゃんの健やかな成長を願うもので、協和地区の恒例の伝統行事となっている。

 赤ちゃんが力士役の大人と土俵入りし、それぞれの名前の書かれた色紙に手形と足形を押し、破魔矢などの縁起物が各家庭に配られるもの。

 今年は、協和地区公民館をフィールドとして大隅地域振興局と鹿屋体育大学が連携事業(ウェルビーイングな地域づくりのための職域の健康経営研究・実践モデル事業)を実施している関係で、力士役として鹿屋体育大学柔道部の学生が協力し実施。

 長年力士を務めてきた荒川信義氏と、鹿屋体育大学の中本創大さん、吉浦孝基さんが協力。

 また、全体のイベント設計や当日運営には、地域おこし協力隊が関わって実施され、豊年豊漁祈願、赤ちゃん健康祈願神事、生け花・絵画・俳句などの地区住民作品展示、写真コンテスト、地区住民によるうどん・綿あめなどの模擬店、茶席、ネイルサロン出店などもあり、より一層の賑わいがあった。

 この日、初土俵した7人の赤ちゃんは次の通り(敬称略)。
 船越湧也、久保天心、濱松映汰、内野絢太、好士崎柚葉、葛迫弘翔、前田笑花。

 また、赤ちゃん土俵入りのあとは、協和小児童による中俣下川踊りが披露され、五穀豊穣を祈念した。

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