《地域づくり 》
ふるさとCM動画等で志布志をPR~デジタルちんどん屋に
志布志市の地域おこし協力隊活動報告会
令和6年度志布志市の地域おこし協力隊活動報告会が、2025年3月11日、尚志館高等学校視聴覚ホ-ルで開催され、山田隊員、藤原隊員、村山隊員の3名からプレゼン形式で日頃の活動が紹介された。

まず、地域おこし協力隊の説明があり、農業サポートセンター支援員の村山隊員の発表。
3月末て退任を迎える山田隊員、5月末て退任を迎える藤原隊員の任期最後の報告会となった。

写真=3月末て退任を迎える山田隊員、

写真=藤原隊員の任期最後の報告会
村山剛隊員のミッションは、農業サポートセンター支援員として、相談を受け、アドバイスや情報提供、関係機関とチームを結成し支援。
先輩農家紹介や、後継者、労働力不足の解消、農業用資材高騰の対策、若者の農業への参入などの取組。
農業用資産バンク、経営継承にむけたアンケートの実施、志布志市報の記事作成、お釈迦祭り、大阪での移住定住フェア、地区の運動会など様々なイベントへの参加を行ってきた。
定住に向けての取組は、集落の住民との交流、任期満了後に向けた仕事探し、農家や農業サポートセンター関係機関との人間関係の構築、市外の地域おこし協力隊との交流、志布志の魅力(自然)の発掘
、心身ともに健康な状態の保持、パートナー探しなど…を発表した。

藤原玲二隊員のミッションは、住まいと仕事のコンシェルジュとして、空き家バンク全般、空き家バンクサイトリニューアル初期案作成、移住フェアなどへの参加、空き家バンクを含めた移住相談などのサポートなどの取組を行った。
空き家バンクチラシを作成、サイトリニューアル初期案作成と運用、ケーブルテレビでの空き家バンク紹介など行い、空き家バンクの利用をわかりやすくまとめたものが不足していると課題。
チラシ作成では、固定資産税のお知らせに同封し発送、前年度と比べ登録が30件増。
うるがのフレンドパークの動画制作や、空き家バンク新規登録や利用相談の際のツールとして配付や各所に設置できる広報物として使えるパンフレットを作成中。
定住に向けての取組では、地域おこし協力隊OBと一緒に合同会社を設立。
フリーランスで動画やWEBサイト制作、映画館と書店を含めた複合施設をつくりたい…など、今後の目標など話した。

山田剣志朗隊員のミッションは地域プロモーション。
毎月発行「市報しぶし」FAN FUN FAIRで、2021年11月号~2025年3月号まで合計41の店舗・企業を紹介、掲載店の再取材も報告。
キラリ青春では、市内で働く若者、2022年1月号~2025年2月号まで隔月で、合計20人の若者を紹介。
市報掲載後の反響などの再取材も。
動画の企画、撮影、編集、出演など制作では、志布志市公式YouTube、他エリアの協力隊とのコラボ企画、いちき串木野市と長島町でのよかトコ交換ツアー、KKBふるさとCMなど志布志市のプロモーションを展開。
22年3月~ 計22本の動画を制作公開した。
市内外のさまざまなイベントに市内外のさまざまなイベントに司会・出展・出演・撮影などで参加
今後については、動画制作も、出演も!裏方も出役もこなせるクリエイター&エンターテイナーのちんどん屋さんを現代仕様にアップデート。
ネットやSNSなどを使ってデジタルな発信をしていくデジタルちんどん屋さんで市、県、全国に活動を拡げたい…などとした。
ふるさとCM動画等の披露があり、3人の協力隊員によるトークがあり、質疑応答もあった。