2025年05月16日 19時50分
《おおすみ雑記 》
警報級の大雨、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意
九州南部が全国トップの梅雨入り
九州南部で全国トップの梅雨入り発表があった。
沖縄より、奄美より早く南九州が梅雨入りするのは、統計史上初という。

写真=農家からいただいた白菜、落ち着いたばかりの野菜価格、今後は…
取材の帰り、農家にお会いしたが、話もそこそこ、畑を気にして出向かれ、お米農家にも会う予定が、こちらから遠慮した。
兼業農家に寄ると、「どうせ雨でだめになるから…」と白菜を5玉もらい、途中の知り合いに2玉を分けて帰ってきた。
お米の流通がいろいろ取り沙汰されている中で、やっと野菜の価格が戻り、落ち着いてきた感もあるが、長雨の野菜等への影響もどうなるか心配になる。
この梅雨入り、九州南部としては平年より14日早く、去年より23日早い梅雨入りとなるという。
偏西風が北寄りを流れている影響で、梅雨前線も平年より北側に位置しているため…とされるが、統計のある1951年以降の「確定値」で九州南部の梅雨入りが全国で最も早かったことはこれまでになく、統計史上初めてとみられている。
前線は17日にかけて九州北部まで延び、18日は九州南部で停滞する見通しだという。
九州南部では16日夕方から18日にかけて、前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れこみ、局地的に積乱雲が発達、警報級の大雨となるおそれがある。
落雷や竜巻などの激しい突風にも注意するよう、気象庁が呼びかけている。