2025年06月17日 05時21分

《行政 》

荒竹一真選手のプロデビュー戦、2ラウンドTKO勝ち祝う

 鹿屋市出身のプロボクサー、荒竹一真選手のプロデビュー戦、2ラウンドTKO勝ちを記念するパーティーが令和7年6月14日、鹿屋市のホテルさつき苑で開かれ、大勢の鹿屋市民が祝い、世界チャンピオンの夢に大きな期待が掛けられてた。

写真=プロデビュー戦TKO勝ちを祝して新屋商工会議所会頭の音頭による乾杯

 荒竹選手は、田崎小5年からボクシングを始め、鹿屋工高時代に最軽量のピン級で高校5冠を達成(残り3つの全国大会はコロナ禍で中止)し、駒大では2022年アジア選手権48キロ級で銀メダル、鹿児島国体での優勝などアマチュア8冠を達成。

 5月28日に横浜BUNTAIで行われたダブル世界戦興行でのプロデビュー戦では、キティデッチ・ヒランスク(23)=タイ=に2回2分13秒TKOで圧勝。
 この日の祝勝会と、鹿児島市内でも記念パーティが行われた。

写真=後援会大隅支部の上谷田会長があいさつ

写真=森山裕衆議院議員が来賓祝辞

写真=鹿屋市から激励品贈呈

 この日は、オープニング映像があり、荒竹選手とコーチの父、荒竹俊也氏とともに入場。

 大隅地区後援会の上谷田学会長が「3年以内にぜひ世界チャンピオンになっていただきたい」などあいさつ。
 来賓の紹介があり、自由民主党幹事長で衆議院議員の森山裕氏が「プロボクサーとしての実績を積み重ねて」など来賓祝辞。

 中西茂鹿屋市長から激励品、大隅うなぎの贈呈があり、鹿屋商工会議所の新屋浩一会頭による乾杯の音頭で祝宴へと入った。

 荒竹選手は「まだ1試合しか戦っていないにも関わらす、こんなに多くの方に来ていただけると思っていませんでした。
 こんなにも喜んでくれて、鹿屋市を挙げてお祝いしていただきありがたいです。

 最初は国体で優勝したいという思いでボクシングを始めて、今ではもっと大きな選手になりたいという目標が出来て、昔はただ自分が好きなボクシングやっていたいということもあったですが、今はこんなにたくさんの皆さんに応援していただいて、自分のためだけでなく、いろんな人といっしょに、いろんな人に喜んでもらいたいという思いでやっています。

 そして、鹿児島県初の世界チャンピオンになるように、夢ではなく、必ず鹿屋市の皆さんの前にチャンピオンベルトを持ってきたい」と思いを伝えると、会場から大きな拍手が沸き起こった。

 「これまでも鹿屋市で育てていただいて、いま東京にいても、鹿屋の皆さんの思いを強く感じます。鹿屋への恩返しするためにもボクシングを続けていきたい」などあいさつした。

 プロデビュー戦は、 1回に右ジャブ中心で様子をうかがい、2回にボディー攻撃を増やし、左ボディーフックからカウンターの右フックを相手の顎にクリーンヒット。
 レフェリーはカウント3で止めて試合を終わらせた。

 次の試合は今年秋の予定となっている。

写真=井上尚弥選手からのメッセージも

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