2024年07月02日 09時15分

《選挙 》

稼ぐ力向上で地域を元気に~知事選塩田候補が鹿屋で訴え

 7月7日投開票の任期満了に伴う鹿児島県知事選は、いずれも無所属で、元県議の新人、米丸麻希子氏(49)、市民団体共同代表の新人、樋之口(てのくち)里花氏(52)、再選を目指す現職の塩田康一氏(58)の3人が立候補。

 塩田候補は1日、垂水市、南大隅町、錦江町、肝付町など9か所をめぐり大隅入り、最後にJA鹿児島きもつき本所駐車場で遊説。

 JA鹿児島きもつき本所では、郷原拓男県議会議員の進行で、まず中西茂鹿屋市長が「鹿児島の地政学的に難しい舵取りが求められる知事、2期目を目指すということは自信、志、気概が満ち溢れている。脂の乗り切った塩田候補を再度知事に押し上げて」などあいさつ。

 連合鹿児島を代表して下町和三会長が、「農業はいろんな人が関わっていて農業が元気でなければ、働く人の元気が出ない、この鹿児島のため、農家、労働者のために誠実に着実に政策を繋げてきている塩田候補を2期目に向け確実なものへ」。

 公明党を代表して窪田哲也参議院議員が「鹿児島の未来を切り開いていく県知事、再び塩田候補に務めてもらいたい。能登半島地震から半年、この大隅で起きたらと考え、しっかりインフラを整備し、産業、稼ぐ力をもっと強くしていくためにも塩田候補を」など激励。

 森山裕衆議院議員が「今回、県民党として戦っている。公明党、国民民主党、連合の推薦。農業、水産、商工団体の推薦をいただいている。
 これからの5年間、10年間は世の中が大きく変わっていくとき。

 環境にどう対応しながら農業を営んでいくのか、全国で2番目の産出高であり、農林水産大臣のとき安倍総理から日本は人口は減るが世界の人口は爆発的に増えていく、農畜産物の輸出を頑張りましょうよと言われ取り組んできた。1兆4千5百億円の輸出、1月から4月まで牛肉195億円、イチゴ43億円、米35億円、お茶105億円、ブリ137億円など。

 志布志の港から農産物をしっかり輸出していくのが知事のおっしゃる稼ぐ力なのだと思う。その大事な時期、塩田候補に頑張ってもらいたい」など激励。

 塩田候補が「4年前理事に就任したときはコロナ禍でいかに県民の安心安全の確保、生活を守り消費活動促進のための対策を行い、安心安全、経済社会活動の両立を最優先で取り組んできた。 

 今後の地域の課題、稼ぐ力の向上、人口減少する中で地域の維持、発展のため、地域での稼ぐ力の向上が重要。

 稼ぐ力を向上させ、地域で若い人たちも暮らし続け、働いていけるということは、人材確保、稼ぐ力のさらなる向上にも繋がっていく

 農業産出額は5000億円、食糧供給基地としての役割をしっかり果たし、輸出も和牛、ブリ、お茶、さつまいもなどや、大根、キャベツも東南アジアへ輸出、海外市場をしっかりと獲得していくことが稼ぐ力の向上に繋がっていく。

 また稼ぐ力の基盤の上に子育て支援など、地域の中で暮らし続けていくそういった社会を作っていく必要がある。
 県政の課題は多岐にわたるが、一つひとつ、県民からのご意見をお伺いし、県議会での議論、提案など真摯に受け止めながら政策に反映させていきたい。

 多くの皆さんに力強いご支援をいただいており、これもこの4年間の評価、ご理解をいただいたものだと感じている。あと6日間支援の輪をさらに広げていただきますよう」などお願い、決意を表明した。

 JA鹿児島きもつきの中野正治代表理事組合長によるガンバロー三唱で気勢を上げ、さらに街宣へと出発した。

 2日には、輝北、志布志市、曽於市を回り、霧島地区総決起大会を開く。

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