《地域づくり 》
卒業して70年を迎えた82歳のOB5人が母校で桜植樹
鹿屋市立祓川小学校に次世代の桜「ジンダイアケボノ」
鹿屋市立祓川小学校を卒業して70年を迎えた82歳のOB5人が、その記念に次世代の桜「ジンダイアケボノ」を母校に寄贈。
令和7年3月17日に母校を訪れ、桜の苗木2本を植樹した。


植樹したメンバーは、 70年前の1955年 (昭和30年) 3月に同校を卒業した次の5人(敬称略)。
和田末廣(鹿屋市上祓川町) 、福岡巨機(同)、松之段勉(同)、持留元春(鹿屋市東原町)、西牧充(姶良市西餅田)。
この日は、同級生5人組が集まり、次世代の桜「ジンダイアケボノ」を持ち込んで、校長先生もいっしょになってスコップ等で穴を掘り、苗木を植え、メンバーの西牧さんがアルミ製の樹名板を準備。これは同氏が以前勤めていた県立姶良高等技術専門校にお願いして制作してもらい無償提供されたもの。

写真=校長先生も手伝いし植樹

桜というとソメイヨシノが有名だが、公益財団法人日本花の会では、サクラ類てんぐ巣病に罹りやすいため、現在、苗木の配布・販売を中止おり、この病気に罹り難いジンダイアケボノ(神代曙)が代替品種として推奨され、配布されているため、このジンダイアケボのが植樹された。

苗木は、校庭の南側国道沿いと、西側に2本植えられた。
祓川小学校には、ちょうど卒業した70年前の昭和30年3月、「時は生命なり活かせ一秒を」と記され、当時80歳の卒業生小林太郎吉さんが寄贈された建立の時計台が現在もあり、「その70年後に82歳の私たちが桜を植樹、何かの因縁のようなものを感じています」など話していた。
1m50センチを超えるくらいの苗木で、花が咲くまで3年ほど、満開の桜が観られるのは5~6年という。「それまでは私たちもまだまだ元気でいたいです」など話していた。

写真=卒業した年、70年前に建てられた時計台