2025年03月01日 18時49分

《大隅点描 》

佐多の御崎祭り その② 地面すれすれ鳥居の注連縄くぐらせ

 2日目の祭りは昼12時に始まり、御霊は仮宿の御霊屋から神輿に乗り移られる。

 御霊の妹神は近津宮神社の姉神に会うため鳥居から入られることになるが、まず先鋒して鳥居に掛けてある注連縄を地面すれすれに降ろされ、この隙間に大鉾の先を無事くぐらせると注連縄が外される。

 これは大切な儀式の一つで、見守る見物人からワーッと拍手が起きる。

 鳥居を潜り抜けると鉾に続いて笛、太鼓、神輿と続き、大笠も注連縄を大鉾と同時にくぐる。

 御巡幸行列は境内に入ると時計回りに3回まわる。
 神輿が見物人のそばに来るとお賽銭を神輿に入れ、また大鉾は見物人の頭上に鉾先を下げ、お祓いを行う。

 神輿は竹垣で囲った一段高い処に置かれ妹神が姉神と出会うための一連の儀式が執り行われ、1年ぶりに再会される。
 次回に続く。

 大隅の自然、歴史研究
 坂元二三夫

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